(続)たかの友梨はブラックか
これに対して、色々な意見がありますが、個人的に思ったこと。
反論している人の意見として、会社を成り立たせるのは大変であり、まずは起業して自分で経営してみろと、
そうすれば大変さが判ると言っています。
確かに、大変だと思う。しかし、大変なのは皆が違反しているからであり、
自分だけルールを守ると負けてしまうからである。
ブラック企業と呼ばれる会社は、この違反行為が酷すぎる(無法状態?)のである。
だからこそ、この低下している規範意識を底上げすべきなのだ。そうすれば、皆、同じルールで競える。
こんな反論意見もありました。町の零細企業は、ほぼブラックだろう。なぜ、特定企業だけを吊るし上げるのか。
確かに、その通りだろう。
しかし、全部を規制するのは、事実上、不可能である。だから、規制強化して違反している会社の
割合を少なくすべきだ。そのために、皆で声を出して、酷い会社から順次退場していただく。
他にもこんな反論意見がありました。定時で帰りたいなら公務員になればいいと。
私も公務員になれるなら、なりたいものです。そして毎日定時で帰りたいです。
しかし、私はバカです。単に無能な人間です。だから公務員になれません。
ではサラリーマンでやっていけるかと言えば、すぐに弱音を吐いてしまいます。
もともと、底辺にいる人間は、頑張らないし、頑張れないのです。でも、その人なりに頑張っているのです。
でも、できる人間は自分の価値観で物事を見てしまうから、必要以上の成果を求めるでしょう。私には無理です。
社会とは、強い人間や弱い人間で成り立っているのです。強い人間だけではないのです。
強い人間だけ集めても、結局は、その中で強い人間と弱い人間に分かれるでしょう。
強い人間として生まれてきたことを両親に感謝しましょう。
人間には個体差があります。その個体差は、給与や役職などでバランスが取れないのか?
社会全体が高付加価値を求めていたら、私のような無能な人間には働く場所が無くなってしまう。
事実、そうなりつつある。
ブラック企業を批判する記事に対して、賛同者は多いでしょう。
ブラック企業を擁護する人は少ないでしょう。(擁護することは個人の自由)
そして、これがそのまま消費者の割合になると思う。
ブラック企業を批判する人が多いと言うことは、大勢の消費者から批判されていると考えるべきです。
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