投票率が低い。それに対して、問題発見力と問題解決力が発動しているか。
衆議院議員選挙の投票率が低かった。
ほとんどの人は、「ふ~ん。」「やっぱりね。」「当然だろう。」と言うでしょう。
しかし、政治の関心が低いことや、参政権の権利を行使しないことは、問題です。
それは、国民の主体性や当事者意識が低いことであり、民主主義が機能不全とも言えます。
他サイトでも似たようなことが書かれていました。
投票率が低いことの問題点を、庶民は自覚できるのでしょうか。何が問題なのか説明できるのしょうか。
自覚せず、説明できないのは、怖いことです。
さて、
投票率が低いということは、国民の民度が低く、愛国心が低いことにも関連してきます。
愛国心が低い国民がなぜ勤勉に働くのだろうか。矛盾を感じます。
「パンとサーカス」という言葉があります。
これは、古代ローマで国民に食料と娯楽を与えることにより、政治意識を低下させる方法と云われています。
言われてみれば当たり前のことですが、知っているか知らないかでは、物事を判断するときに差がでてきます。
報道の自由ランキング(だったかな?)、民主主義ランキング(だったかな?)で
日本は上位ですが、それでも微妙な順位でした。
これは、外国から見れば常識として広まっていないことがあるのではないか。そう思ってしまいます。
ですから、民主主義が機能するように子供の頃から教育が必要でしょうし、大人になっても
政治の話しができるような環境づくりが必要でしょう。
すなわち、
議論ができるコミュ力と、
議論の基となる知識と、
相手の意見を尊重できる多様性と
世間話にも政治の話しがでてくるようなポップさが
必要でしょう。
はてさて、自民党を見ていると、
国民に、民主主義について教育しているのか?
国民に、知識を与えているのか?
国民に、多様な考え方を示しているのか?
国民に、議論できる時間的なゆとりを与えているのか?(これはブラック企業・企業戦士の批判)
国民に、隠し事(情報格差)や視線誘導(ミスリード)などの悪意はないか?
などを思ってしまいます。
当事者意識が無いのは怖い。(ガクガクブルブル
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