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2015年3月14日 (土)

労働条件は「人たるに値する生活を営むため」を守ってほしい。

前回に続いて、労働関係です。

労働基準法の第1条の労働条件の原則に「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない」と書かれています。

世界に「KAROSHI」という言葉が流布されています。日本人として恥ずかしい思いです。
労働基準法が守られていないじゃないか。

憲法27条には「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」と書かれています。

長時間労働が前提の労働環境では、一部の人しか頑張れないです。
女性が働けない労働環境は疑問です。
中高年が働けない労働環境は疑問です。
なぜ、体力のある若者を企業は雇用しようとするのか。
勤労の権利が蔑ろにされているのではないか。

パートタイム労働法(短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律)の第14条の指針に「パートは時間の制約が厳しいだろうから、事情を十分考慮して労働時間や労働日を定めて、できるだけ残業や休日労働をさせないよう努める」(原文とは少し違います)などと、このような主旨のことが書かれています。
(これって知らない人が多いと思います)

ブラックバイトを否定するような内容です。

。。。

法律に謳っていることと、現実が違いすぎます。
残業代ゼロ法案や、派遣労働法の改正や、解雇制限の緩和などを、政府が躍起になって進めようとしています。これでは「社蓄」や「ブラック企業」、「KAROSHI」の言葉はなくならないでしょう。

憲法28条には、労働組合のことが書かれています。普通なら、労働組合で対抗しようと考えますが、上手くいく気がしません。企業別労働組合では、結局、企業側に主導権を握られてしまう気がします。なぜならば、上記の問題が事実として存在しているからです。

どうみても、いまの政府では解決できそうも無いです。むしろ国民が嫌がるザル法案を進めているので、不信感しかありません。色々なサイトでザル法案が指摘されているのに、一向に改善されません。
何なんだろうね。

ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;

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