ベンチャーを残業代ゼロ法案の抜道にしないで欲しい。
残業代ゼロ法案で、おもしろい記事を見つけたので、感想です。
。。。
楽天三木谷発言は、一般労働者の搾取が目的
http://bylines.news.yahoo.co.jp/konnoharuki/20150303-00043505/
。。。
記事のとおりだと思います。
100歩譲って、条件を出すとすれば、
(私が個人的な意見を言ったところで、どうしようもないのですが。。。)
ベンチャーに限らず、すべての会社において、
1割のキャリア組は、残業代ゼロ法案の対象とする。
しかし、残業時間は、取締役の残業時間の実績を上限とする。
これで、無制限の残業を防げるでしょう。
9割のノンキャリア組は、年間の残業時間を360時間の上限とする。
(当然、残業代も払う)
私は、平社員はローリスク、ローリターンで良いと思います。
こうすれば、キャリア組からドロップアウトした者も、ノンキャリア組で拾い上げることができると思います。
そして、出世するのは、せいぜいキャリア組の1割でしょう。
また、平社員が「残業代を稼げない」と騒いだら「そんなに稼ぎたいなら、起業すればいいだろう」と返答すればいい。
もちろん、健康被害の防止、無制限労働、賃金交渉、罰則強化なども、対応は必要だと思います。
(考えが足りない所があると思いますが、そのときはごめんなさい)
なんで、日本は凡人がキャリア組と同じリスクを背負うのだろう?
おかしな国だ。
ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
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マズローの欲求階層モデルといものがあります。(詳しいことは知らないです)
これは、人が持っている欲求(モチベーション)は階層になっていると言っています。低い次元では、食欲などの生理的欲求になるが、段々と社会的欲求などの高い次元を求めるらしいです。
キャリア組は、高い次元である自己実現の欲求を目指しているのではないか?
それなのに、低い次元の生理的欲求の人に対して、同じものを求めるのは無理があるんじゃないのか?
ハーズバーグの動機づけ衛星理論というものがあります。(詳しいことは知らないです)
これは、不満に感じる要因と満足を感じる要因があり、満足を感じる要因がモチベーションにつながると言っています。満足を得るのは仕事の達成や昇進したときなどです。逆に不満に感じるのは労働環境や給与面についてです。
キャリア組は、満足を感じる要因を主張すると思います。
しかし、不満を感じる要因ばかり主張する者もいると思います。
これでは、話しは平行線です。
つまりは、キャリア組の志向は崇高であるが、そこまで昇華できる人は少数派なのではないか?
無いものねだりと言うか、隣の芝は青く見えると言うか。。。何なんだろうね。
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
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