はけん、はけん、、、、、はけん、、、、安倍覇権が何だって?
弱い者イジメが横行する日本ってどうなのよ?
---
労働者派遣法改正案 首相が理解求める
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150612/k10010112551000.html
---
言っていることは正しくても、内容がそれに伴っていないから、みんな反対しているのですよ。
---
さて、私個人的な考えとしては、現状の「労働者派遣法の改正」「残業代ゼロ法案」「解雇規制の緩和」は反対です。
しかし、完全に否定しているわけではなくて、労働者のメリットになるなら賛成です。
企業は、雇用の調整弁として、派遣労働者が必要ですと言っています。
なるほど。
そうですか。
でもね、契約社員やパート労働者も調整弁と考えてるいるはずですし。。。。(ぇ
長時間労働による残業も、調整弁と考えているはずです。。。。(ぉぃぉぃ
調整弁ばかりです。
さらに残業代ゼロ法案で調整弁を強化して、なおかつ解雇規制の緩和で調整弁を使いやすくします。
おかしいでしょ!
労働者が絶滅してしまう。絶滅危惧種の認定です。
・
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
・
---
派遣労働者を調整弁とするなら、残業による長時間労働の調整弁は不要でしょう。
派遣労働者を増やせばいい。
解雇規制を緩和するなら、調整弁である派遣労働者は不要でしょう。
新たに労働者を雇用すればいい。
維新の党が言っている、「同一労働、同一賃金」も、かなりおかしな話です。
まず前提として、いまの企業には「終身雇用」と「年功序列」と「新卒一括採用」があります。
(かなり無くなってきているようですが)
昔の日本では労働者の離職率が高かったため、定着率を上げるために、これらのことが活用されたそうです。
長く定着してもらうために「年功序列」を導入して「終身雇用」がそれを補完し、さらに「新卒一括採用」で効果を最大としています。
ガッチリとしたトライアングルが組まれています。高度成長期には優秀な社会システムだったことでしょう。
「年功序列」は職能給(人それぞれの能力により給与が決まる)と言えます。
「同一労働、同一賃金」は職務給(仕事の内容によって給与が決まるため、同じ仕事なら同じ給与になる)と言えます。
そう考えると、「年功序列」と「同一労働、同一賃金」の混在は難しいため、「年功序列」を撤廃する必要があるでしょう。
しかも、政府が言っている雇用の流動性を実現するとなると、一部の企業だけが「同一労働、同一賃金」を導入すると逆にギクシャクすることになるので、全国的に導入が必要になるでしょう。
さらに「同一労働、同一賃金」の主旨を考えると、ほとんどの職業で導入されなければならず、「同一労働、同一賃金」が導入されていない職業は閉鎖的だと批判されることになります。
さて、それでは政府はそれを、いつ実現できるのですか?
(実現できないなら止めてほしいです)
また、「同一労働、同一賃金」が望まれているかというと、下記の記事では、新社会人が「年功序列」を希望しているようです。
---
約半数が「能力主義」より「年功序列」の賃金体系希望、新社会人の思惑とは?
http://jijico.mbp-japan.com/2015/06/09/articles17858.html
---
「解雇規制の緩和」にしてもそうです。
解雇された人が、転職活動すると「年功序列」により給与格差が生まれます。
解雇されることが前提なら、「年功序列」の意味が無いです。
さらに、雇用の流動性を高めるなら「新卒一括採用」された人と転職組で格差が生まれるのは不公平です。
「解雇規制の緩和」をするなら、最低でも「年功序列」と「新卒一括採用」を撤廃する必要があります。
「終身雇用」も保障されなくなりますので、企業への滅私奉公も不要となります。
「残業代ゼロ法案」についても疑問です。
「残業代ゼロ法案」は、「労働時間ではなく成果で評価する」と言っていますが、それは職能給になります。
「同一労働、同一賃金」は職務給のはずです。どのように整合性を取るのですか。
なぜ、同一労働しているのに成果で評価するのでしょうか。
・
・
あぁ~、私自身が何を言っているのか判らなくなってきたぁ~
(それぐらい、矛盾している)
(政府による最強の矛と、国民による最弱の盾では、勝負になりませんよ)
・
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
・
---
私は、派遣労働の期間はキッチリと3年間にして、例外を作らない方が良いと考えています。
(派遣労働者の方からご批判を受けそうですが)
そうすれば、3年毎に異動するため、安易に派遣労働者にならないと思いました。
要は、企業への供給量を減らすということです。
その一方で、派遣労働は職務経験を積むのに適していると考えています。
3年間で頑張って基礎を身に付けたら、正社員で雇ってくれるところを探すか、フリーランス(例えばサムライ業)で活動すればいいんじゃないかと思っていました。
つまりは、それぐらいの覚悟が派遣労働には必要だと思っていました。
しかし、ふたを開けてみると「専門26業務だから、長く働けると思っていました」みたいな話しがでています。
・
il||li _| ̄|○ il||li
・
どうゆうこと?
派遣労働の主旨って「臨時的、一時的」なんじゃないの?
---
グダグダ書きましたが、私個人的な考えをまとめると以下のとおりです。
労働者のメリットになるなら、解雇規制の緩和も検討すべき。
年間に5%以上の退職者がいる企業は、雇用に対する責任感が無いため、規制すべき。
労働者派遣法は「臨時的、一時的」を主旨として、例外を作らずに3年間の期間とすべき。
(雇用の流動性が高まれば、派遣労働以外の選択肢が増えると思います)
(専門26業務は例外扱いして、今後は増えないようにするしかないのかなぁ。。。)
残業代ゼロ法案は、論外だから却下すべき。
解雇規制を緩和するのだから、長時間労働は不要になるはずです。むしろ残業を全面的に禁止すべき。
仕事が趣味の変態は、そもそも労働者ではなく、経営者に向いているため、労働者側から追い出すべき。
(むしろ、労働者側にいてバリバリ働きたいとか言っている人間には、なに甘えたこと言っているんだと言いたい。さっさと経営者側に行けと)
退職金も既存のものはすべて廃止して、ポータビリティに移行すべき。
これによって、以下のようになると思います。
雇用の流動性が高まるから、正社員に固執しなくなります。
同一労働、同一賃金(年功序列の撤廃は必須)ならば転職しやすくなります。
残業も無いため、女性も働きやすくなります。
残業も無いため、男性が家庭でコキ使われます。(職場の仲間と飲みに行こうものなら、奥さんの逆鱗に触れることになります)
しかしながら、同一労働、同一賃金になると、他の労働者と同じような労働を求められることになります。
これにより虐げられる労働者がでてくると思います。
そのためにも政府には社会保障をしっかりと作りこんで欲しいです。(これは必須。前提条件)
そして、お手本を見せてほしいです。
「先ず塊より始めよ」
公務員の年功序列を撤廃して、「同一労働、同一賃金」にしてほしいです。
(実現できないなら止めてほしいです)
・
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
・
---
最後に蛇足。
私個人的な話として、いま働いている所は残業が少なくて(以前の会社と比べると)、勉強がしやすいです。
ある程度は勉強しないと、何が良くて何が悪いのか判断できない人間になってしまいます。
やはり長時間労働は撲滅すべきだと思います。
以下は日頃、私が思っていること。
「あなた達には出来ても、世の中には出来ない人がたくさんいる」
「あなた達は頑張っているかもしれないが、もっと頑張っている人はたくさんいる。」
「あなた達の周りは善人ばかりかも知れないが、世の中には悪人がゴロゴロいる」
「あなた達は頑張れと言うが、実力以上に頑張っている人には酷である」
「あなた達の主張は正論だが、それはあなた達の価値観であり私の価値観ではない」
「あなた達は合理化を訴えるが、環境変化に弱くなることを忘れないで欲しい」
« 労働者派遣法が、明日、衆議院厚生労働委員会で採決されるみたいです。 | トップページ | 労働者派遣法の改正で言っている「同一労働、同一賃金」は鵜呑みにしないほうがよい。(前回の続き) »
「労働者派遣法」カテゴリの記事
- 改正派遣法が成立。。。。そうですか、残念です(ちょと修正)(2015.09.12)
- 改正派遣法が成立。。。。そうですか、残念です(2015.09.11)
- 労働者派遣法の改正が、衆議院を通過したそうです。残念です。(2015.06.20)
- 労働者派遣法の改正とは、雑巾をしぼるようなもの。(前回の続き)(2015.06.15)
- 労働者派遣法の改正で言っている「同一労働、同一賃金」は鵜呑みにしないほうがよい。(前回の続き)(2015.06.14)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: はけん、はけん、、、、、はけん、、、、安倍覇権が何だって?:
» シェールオイル生産のため世界最大の産油国になった米国が中東の権益から手を引けば世界は平和になるのだが [国民の生活が第一は人づくりにあり]
シェールオイル生産のため世界最大の産油国になった米国が中東の権益から手を引けば世界は平和になるのだが、中東の権益をめぐる戦争を止めればイスラム国などが勢力を伸ばすなどと理由を付けて権益を守る? 英石油大手BPが10日発表した世界のエネルギー統計によると、2014年の原油生産量(1日あたり)で米国が前年まで首位だったサウジアラビアを上回り、世界最大の産油国になった。BPによると、米国が首位に立つのは1975年以来39年ぶり。米国ではここ数年、シェールオイルの生産が盛んで一気に首位に立った、...... [続きを読む]
« 労働者派遣法が、明日、衆議院厚生労働委員会で採決されるみたいです。 | トップページ | 労働者派遣法の改正で言っている「同一労働、同一賃金」は鵜呑みにしないほうがよい。(前回の続き) »
コメント