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2015年6月21日 (日)

安保法案の白紙委任を、国民は渡しているのだろうか。

白紙委任の話題があったので、ちょと感想です。

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社説:安保転換を問う 存立事態の認定
http://mainichi.jp/opinion/news/20150618k0000m070100000c.html

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私は、この社説のとおり政府はもっと説明すべきだと思います。
私は、政府の裁量権ばかりが広くなるのは怖いことだと思っています。

白紙委任といえば、選挙に勝利した与党は、白紙委任を受取ったことになると言われます。
昨年の12月の衆議院選挙では、得票数が分かれていました。
与党側に25%で、野党側に25%ありました。残りの50%は無関心か投票判断に迷った人達です。

私は、少なくとも70~80%の得票数が無ければ、与党が白紙委任を受取ったとは思えないです。

自民党は、得票数が低いのに、なぜ安保法案でそんなに強気なのですか?
なぜ、選挙のときに演説などで無関心な人達を振向かせなかったのですか?
政治に興味をもってもらうことは政治家の勤めなのではないですか?

実際に、得票数が多くて白紙委任を受取れる与党だった場合は、国民の気持ちを汲み取ると思います。
そして、裁量権が広がるような、国民の嫌がることなどしないと思います。


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【党首討論詳録(1)】「暴力行為を肯定する発言は残念」安倍首相 「強行採決しないと約束するか」岡田氏
http://www.sankei.com/politics/news/150617/plt1506170033-n1.html

【党首討論詳録(2)】安倍首相「岡田さんは答えられないのか?」 岡田氏「集団的自衛権はいらない」
http://www.sankei.com/politics/news/150617/plt1506170036-n1.html

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以下は、存立危機事態に対する安倍総理の説明です。

「そこで、そこで、よろしいでしょうか。そこでですね、まさに、どういう事態になるかということは、その事態が起こってさまざまな 状況を判断をしなければならない。今、あらかじめ、こうしたこうしてこうした事態があるということを今ここで申し上げるということはいかがなものかと思う わけである。つまり、そうならなければ、いわば、そうならなければ、われわれは武力行使をしないということは、これが明らかになってくるわけである。
そ こで、その上で、その上で申し上げれば、いわば朝鮮半島で、朝鮮半島で有事が起こる中において、米艦船がその対応にあたっていく。これが重要影響事態に当 たれば、われわれは後方支援を行う。その中において、某国が東京を火の海にする発言をどんどんエスカレートさせていき、さまざまな状況が、日本に対してミ サイル攻撃するかもしれないという状況が発生してくる。その中において米艦船、あるいは、その米艦船がミサイル防衛に関わる艦船であった場合、それを攻撃 するということは、その攻撃された艦船を守らないということについては、これはやはり3要件に当たる可能性があるわけだ。しかし、そういうことをケース、 ケースで私が述べていくということは、まさに日本はどういうことを考えているのか、どういうことでなければ、武力を行使しないために政策的な中身をさらす ことにもなるから、これは国際的にもそんなことをいちいち全て述べている海外のリーダーというのはほとんどいないということは申し上げておきたいと思う」と説明しています。

確かに、リーダーが政策の中身をさらすことはしないでしょう。
しかし、この説明はあんまりじゃないですか?
説明できなことは、それでいいですが、相手を納得させることができないのは、ダメでしょう。

結局、今の政府(自民党)には、白紙委任してもらえるだけの国民の応援は無いし、その国民を納得させる説明もできないということです。

(||´Д`)o=3=3=3 ゴホゴホ

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

今までの朝鮮半島有事の事態ではあくまでも南がアメリカ(日本)側だという想定でした。
しかし、韓国はどうみても中国側に付いたとしか思えない行動をとっています。
その場合、もっとも攻撃される可能性の高いのは日本でしょう。
少なくとも日本の海上行動の一部は妨害されると考えなければならないと思います。

アメリカ軍が韓国から撤退した時、そこまで行かなくとも指揮権が韓国に渡り独自行動が可能になった時に、韓国はどのような行動をとるのか?
それに備えるのが安保法制ではないでしょうか。

(現時点では)韓国はあくまでも味方だという表現しかとれません。
確かに『この説明はあんまり』でしょう。
しかし、アメリカが韓国を切り捨てた時に備えて法を整備する、なんて言えるわけがないでしょう。

本来、集団安全保障でも利益を受けるのは韓国の筈です。しかし、あれだけ反対したのはどういうわけでしょうか?
AIIBでアメリカより中国を選んだのですから、安全保障でも何時中国を選ぶか知れたものではない。とアメリカが考えても不思議ではないでしょう。
日本では『韓国が中国側に付くから安全保障政策を変える』とは言えませんからね。

コメントありがとうございます。

韓国の話しは、はじめて見ました。
なるほど、そういう考えもあるのですね。

私は、安全保障に詳しくないので、政府の説明を聞いてもよく分からないのです。
おっしゃるように韓国の話しはできないでしょうが、政府には、庶民が納得できるような説明を期待しております。

ちなみに、私は与党でも野党でもない、労働者や庶民のためになることを応援しています。

民主党政権時に『半島有事の際に日本はアメリカの支援をする、という協定があったが、現在では失効している」というのが、集団安全保障論議の始まりです。

そのため新たな安全保障政策の一環として『集団安全保障』が論議されたわけですが、その時に何故か反対したのが韓国でした。
なんで自国(韓国)のためにもなるのに反対したのか?
法案がなければ日本はアメリカ軍の支援は出来ないという事になります。

しかも、韓国がアメリカから指揮権を返還されるのは数年以内にもです。
アメリカはやっかいものの韓国から手を引こうとしています。現に韓国への兵力は減らされています。また前線から兵力(および家族)を引き上げつつあります。

ですから強気なのでは無くて、アメリカが変化する以上それに対応するしかないとも言えるのです。

だから民主党は論議をせずに反対としか言えないのでしょう。
論議をすればするほど民主党の尻拭いだという事がばれますからね。

新聞でもマスコミでも良いですが、論議をしない(させない)で反対を叫んでいるのはどういう人々なのか?
自民党や保守に人間は議論して決めようじゃないか、と言っています。
議論もせずに逃げ回っているのは野党の方ではありませんか。

今まで自衛隊の人々の命など歯牙にもかけなかったような人(暴力装置なんて言っていましたよ)が「自衛隊員の命が脅かされる」等というのはどういう訳でしょう。

私も会議で議論して決めるべきだと思います。議論もしない野党は税金泥棒ですよ。

コメントありがとうございます。

勉強になります。
本来は、この様な話しがテレビなどで報道されて、国民的な議論に発展したほうが良いと思いますが、なかなか難しいですね。

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