過労死等防止対策大綱は、今後効果が期待できるのだろうか。
すこし古いですが、感想です。
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「過労死等の防止のための対策に関する大綱」が閣議決定されました
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000092244.html
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各報道でも言われていますが、過労死の調査研究が中心のようです。
いずれ、これが長時間労働の防止につながれば良いと思います。
この大綱のもとになるのが、「過労死等防止対策推進法」です。
平成26年6月27日に公布され、平成26年11月1日から施行されているようです。
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過労死等防止対策に関する法令・過労死等防止対策推進協議会
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000053525.html
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過労死等防止対策推進法には「努める」という言葉が多いです。
今後、具体的な労働時間の規制などが盛り込まれることを期待します。
過労死等防止啓発月間は、11月と定められています。勤労感謝の日に合わせて、11月らしいです。
ちなみに、全部で14条と短いです。
過労死等防止対策推進法の目的には次のように書かれています。
「この法律は、近年、我が国において過労死等が多発し大きな社会問題となっていること及び過労死等が、本人はもとより、その遺族又は家族のみならず社会に
とっても大きな損失であることに鑑み、過労死等に関する調査研究等について定めることにより、過労死等の防止のための対策を推進し、もって過労死等がな
く、仕事と生活を調和させ、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現に寄与することを目的とする。」
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」と合わせて、働き過ぎの防止につながればと思います。
( ゚Д゚)y─┛~~
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