1億総活躍会議を見ていて思うのは、パンとサーカスはもう飽きた。
いつもの、駄話を少し。(駄馬無しなら、どれほどいいか)
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1億総活躍会議 スローガン倒れにならぬよう
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20151029-OYT1T50191.html
社説:1億総活躍会議 何をするのか決めよう
http://mainichi.jp/opinion/news/20151027k0000m070129000c.html
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もうね、飽きたよ。こんな話し。
駄目な奴は、何度やっても駄目なのよ。
いいかげん交代させたほうがいいよ。
あえて本質なことを避けている気がしてならない。
世界が欺瞞に満ちている。
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私は、「富が偏在」していることが問題のひとつだと思っています。
「資本主義≠金儲け主義」ではないと思っているが、実際には政府がコントロールできていないため、もしくは富裕層の傀儡になっているため、資本主義が本来の機能を実現できていないと感じています。
「金融経済」と「実体経済」の乖離が大きく、尚且つ、富の偏在をリセット(解決?)できないのは問題だと思っています。
すなわち、「金あまり」が大きくなると金利が低くなるため、一定額を儲けるためにシワ寄せが庶民にいきます。シワ寄せを受けた庶民は、賃金の下落からどんどんデフレ方向に移行していきます。そうすると、デフレ化したことにより、余計に富裕層は儲けようとします。結果、庶民へのシワ寄せとデフレ化が加速していきます。
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世論調査では、自民党の支持率は30%です。
選挙で自民党に投票した人達は25%です。
アベノミクスの効果を感じている人達は20%です。
この「富の偏在」による恩恵を受けている人達は、30%くらいなのでしょう。
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ふと疑問に思うことは、マスメディアは機能しているのか?
戦時中の日本では、連戦連勝の報道がされていたと言います。それなのに、あるとき突然、日本は負けました。
経済や資本主義の本質を報道しているのでしょうか。
国民は、突然、貧困という爆弾を落とされて死んでしまうのではないかと不安になります。
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次の記事は、高レベル核廃棄物の最終処分場に関するものです。(1~5まであります)
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求められる「地層処分」の実現 国民的な議論を
http://www.sankei.com/economy/news/151013/ecn1510130001-n1.html
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内容はあたりさわりの無いものになっています。これだけ見ても良い悪いとは言えません。
ただし「原子力は確かに使用済燃料が出てきますが、きちんと管理することが十分可能であり、実際に世界中でそうなっています。そして、その量は、非常に小さなものなのです。「行き場のないごみ」と揶揄する方もいますが、管理や処分に必要とされる面積は、ほんの小さなものです。国民1人が一生の間に利用する電気に伴う高レベル放射性廃棄物は、ゴルフボール3個分程度のものでしかありません。」のところは気になりました。
日本の出生数は100万人くらいでしょうか?
そうすると1年間でゴルフボール300万個分が増える計算になります。
日本の人口は12000万人くらいで、平均寿命は85歳くらいでしょうか?
そうすると年間でゴルフボール420万個分がでてくる計算になります。
このことから最終処分場は、毎年、ゴルフボール420万個分の高レベル核廃棄物を受入れることになります。
重箱の隅をつついても仕方のないことですが、どうにも情報発信には疑問を感じます。
この他にも、TPPでのISDS条項、ラチェット規定、NVC条項などについて、国民が不安にならないように情報発信しているのでしょうか?
本当に「パンとサーカス」はもういいです。
( ゚д゚)ポカーン