軽減税率は、低所得者に対する配慮なのか、それともイジメなのか。
前回に引き続き、軽減税率です。
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軽減税率、財源に社会保障の負担軽減分 自民税調 配偶者控除の見直しは延期
http://www.sankei.com/politics/news/151023/plt1510230005-n1.html
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「消費税増税時の軽減税率導入に伴う税収の目減りを補う財源に、「総合合算」と呼ばれる低所得者向けの社会保障の負担軽減措置分を充てる案を検討している」と書かれています。
ん~、どういうことでしょう。
言葉通りに受取るなら、低所得者の制度から財源を引っぺがして、軽減税率に移動すると読めます。
「トータルの負担感が変わらなくなれば「付け替え」」とありますが、低所得者向けの制度から、一般向け(要は全員が対象)の軽減税率に移動するなら、もうそれは付け替えではなくて、低所得者イジメですね。
この記事だけでは、自民税調が、どの様な主旨で議論しているのか不明なため、批判しにくのですが、国民をバカにしたようなことは止めてほしいです。
このことを踏まえると、つぎのことが気になります。
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麻生財務相、軽減税率は「すごい手間、福祉の金が減る」
http://www.asahi.com/articles/ASHBG63Q0HBGULFA026.html
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「福祉の金が減る」とは?
私は、毎年のように社会保障費が増加して、どんどんと日本の借金がひどくなるから、消費税が5%から10%になると記憶しています。
福祉のために消費税が導入されたのなら、消費税をいますぐに撤廃してほしいです。
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上記の2つの記事を見ると、なんのために消費税があるのか判らなくなります。
また、低所得者や社会弱者がひどく軽んじられている印象を受けます。
(´Д`;≡;´Д`)アワアワ
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