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« 「一億層活躍」と言うが、バカが頑張っても効果は無いだろ? むしろ迷惑? | トップページ | 公務員給与の引き上げ? その前にやることがあるんじゃないのか?(追記) »

2015年12月 5日 (土)

公務員給与の引き上げ? その前にやることがあるんじゃないのか?

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公務員給与、2年連続増に=人勧の完全実施決定-政府
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015120400270
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これを見て、すぐに激怒するかと言われれば、すこし違う気がします。
しかしながら、引き上げるのには反対ですけどね。

他のブログでも指摘されていますが、「財源はどうなっているのか?」です。
何かと言うと、すぐに「財源は?」と言うのに、このような時にはその話題がでません。
そもそも、毎年のように予算が作られていますが、その予算について細かく説明しているのを聞いたことがありません。いつも氷山の一角の説明で終わりです。

さて、賃金の引き上げには2種類あります。
いわゆる、「定期昇給」と「ベースアップ(ベア)」です。
定期昇給は、給与表に記載されている階段を上がるようなイメージです。いわゆる昇給です。個別アップ。
ベアは表全体を底上げするイメージです。全体アップ。
ベアは、インフレ(物価上昇)により社員の生活に支障がでないようにする為にアップしたり、企業の業績が良く、企業の生産性が上がったときにアップしたりします。

公務員は必ず定期昇給していると思います。
だから、この記事で言っていることはベアだと思っています。

一般企業では、ベアを渋って一時金(賞与)で対応するところもあります。
だとしたら、公務員の給与引き上げには疑問がでてきます。
もちろん、インフレに対応するためのベアだと言われれば、一定の理解はできますが納得はできません。

そもそも、大企業などは賃金アップしているでしょうが、中小企業では厳しいのが現実です。さらに非正規労働者も増えていますので、これらのことを踏まえれば、公務員の給与引き上げには疑問を感じます。

この記事では国家公務員の給与が666万円になるとありますが、サラリーマンの平均給与は400万円とか言われています。地方公務員の給与は700万円とか言われたりします。
(地方自治体によってマチマチなので給与が低いところは低いらしいです)
まず、このギャップの説明が先ではないですか?

さらに、平均給与と中央値についてですが、中央値とは100人いたら50番目の人の給与はいくらかと言うことです。
給与所得のボリュームゾーンは300万円だと思います。要するに低所得者が多いと言うことです。
つまり、サラリーマンの平均給与は400万円かも知れませんが、中央値にしたら300万円(?)なのではないかと云うことです。

例)
 A君 300万円
 B君 300万円
 C君 300万円
 D君 300万円
 E君 800万円
 平均給与 400万円 中央値 300万円

 A君 300万円
 B君 350万円
 C君 400万円
 D君 450万円
 E君 500万円
 平均給与 400万円 中央値 400万円 

この例のように平均給与と中央値の乖離は、問題を含んでいる可能性があります。
まずは、平均給与と中央値の乖離の説明が先ではないですか?

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

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