若者の政治参加は良いことだが、どの様なスタンスで参加すべきか?
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若者の「情熱」政治利用を慎め 東洋学園大学教授・櫻田淳
http://www.sankei.com/column/news/151229/clm1512290001-n1.html
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ちょと、気になったので感想です。
コラムに書かれていることは正論だと思います。
若者には偏った政治理念に幻滅してほしくないので、与党と野党の話しをバランスよく聞いてほしいです。
しかし、SEALDsのやる気を削ぐようなことは止めてほしいものです。
SEALDsの後ろには野党が居るわけだが、野党の話しばかりを聞くのではなく、与党の意見と比べるべきだと思います。そして、与党側からの若者達に対する情報発信を多くすべきだと思います。本来はこのように言うべきです。
あくまで、与党と野党の論戦を見ることによって、若者達が何がベストなのかを判断すべきです。
その論戦をみて、若者達が自身の勉強不足や教養不足を痛感するのなら、それは素晴らしいことだと思います。
コラムにも次のことが書かれています。
「「興奮して軽々に振る舞うのではなく、色々な書を読み色々な見聞を広めながら、幅広い『教養』と確かな『平衡感覚』を身に付けよ」」
と
「こうしたことが成るためには、相応の時間を費やした上での「思考の蓄積」が要る。」
確かにそのとおりです。幅広い分野の知識が必要になるでしょう。
しかしながら、相応の時間を待っていたら、政治参加するのが遅くなってしまいます。若者達には、ぜひ走りながら勉強していってほしいです。
また、これは年齢が高くなれば人生経験が豊富になるため、どうしても若者より年配者のほうが得意になります。だからこそ、若者の政治参加が少ないと言われるのです。
SEALDsには、単なるブームで終わらせるのではなく、その活動によって何かしらの変化を社会に残してくれたら良いなと思います。
政治・社会・教養の勉強は大変だと思いますが、気長に考えるべきです。一朝一夕で何とかなるものではないですし、何年もかかかると思います。
また、与党にしても野党にしても、自分達に都合の良い部分だけを言うため、非常に判りづらいです。だからこそ、何年もかけて少しづつ思考の蓄積が必要になります。
就職氷河期世代のなかに社会人フリーターと呼ばれる人達がいます。
その人達は、失われた20年という時代を過ごしてきました。そして、今や生活保護予備群などと言われたりします。
これからの若者達には、生活保護予備群などにはなってほしくありません。
そのためにも、ぜひ、若い世代の人達には政治に対して意見を述べてほしいです。
(選挙で投票することも意見を述べることになります)
(○゚ε゚○)
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