「宜野湾市長選挙、佐喜真氏(自公の推薦)が再選」。そうですか、残念です。
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宜野湾市長選 辺野古信任とは言えぬ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016012502000142.html
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宜野湾市の市長選挙の結果について、すこし感想です。
宜野湾市の市長選挙があるのは、全然知りませんでした。(地元民以外が知らないのは当たり前か)
結果を見ると、基地には反対しているが辺野古移転について明確なことを言っていない佐喜真氏(自公の推薦)が当選しました。
従って、自民党政権に対してノーと言うことには、なりませんでした。
宜野湾市の有権者は、基地問題こそが最重要なんだと思います。辺野古移設うんぬんかんぬんではなく、基地そのものを反対している人が多いようです。
そんな状況で、辺野古移転について明確なことを言っていない佐喜真氏が再選したのは残念に思います。
さて、私の考えを少し述べます。ひとりよがりの考えで大変申し訳ないと思います。
多くの高齢者が低年金で苦しんでいる。
生活保護が増えている。
少子化が進んでいる。
非正規労働者が増えている。
中年フリーターの問題がある。
労働問題により鬱の人が増えている。
教育格差の問題がある。
貧困家庭の子供の食生活に問題がある。
単身世帯が増えている。
などの社会保障の問題があります。
宜野湾市の有権者には、基地問題こそが最重要だと思いますが、私は自民党政権に対してノーとならなかったのが残念です。
何故なら、これらの社会保障の問題に不満があるからです。
ひとりよがりの考えで大変申し訳ないが、この選挙結果をみて、私は気が滅入りました。
「弱者は勝手に死んでろ」と言われているようで、気が滅入りました。
自民党を応援しても、経済政策ばかりで、強者が喜ぶだけです。社会保障が蔑ろにされていると感じています。
例えば、介護離職ゼロと言っていても、福祉施設では介護人材が不足しています。そして、介護職の給与が平均より大分低いため、介護人材の不足に拍車を掛けています。
これでは「金は出さないが、口は出す」や「金は出さないので、自分たちで何とかしろ」と言っているようなものです。
先日も、安倍総理が「税収は国民から吸い上げた物」とか言って、ポロッと本音が漏れていたようです。
税金は国民のために使われるべきですが、社会保障の状況を見ると、とてもそうは思えません。
「弱者は勝手に死んでろ」と言われているようで、気が滅入ります。
本当に、宜野湾市長選挙と関係ないことで、申し訳ないです。
(´・ω・`)ショボーン
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さて、ここで少し無駄話です。
貨幣制度とは、経済のための仕組みです。ですから、お金はツールです。
お金は、色々なものに交換が可能です。ですから、お金は何かを得るための権利です。
お金をたくさん持っていれば、色々なものと交換できます。
しかし、お金の量が増えると、貨幣の価値が下がります。
恣意的に価値を変えることができるのです。
例えば、円制度を廃止して、新しい貨幣制度に変えることが出来ます。
そうすると、円はすべて紙くずとなり、金融資産が消滅します。
ですから、お金とは社会のための、単なる制度(ルール)なのです。
もちろん、円制度が無くなることはありません。世界大戦でも起こらない限り、社会制度は保たれます。
お金とは単なる権利です。経済という制度で保障されている権利です。
社会保障も同じ権利です。
例えば、ベーシックインカムは、お金が支給されます。しかし、生活を保障するだけなら現物支給でも良いわけです。
生活保障という見かたをすると、ベーシックインカムと現物支給は、両方とも権利となるわけです。
例えば、お金は、お金という形で保存ができる権利です。ベーシックインカムは、生活のための継続される権利です。
ですから、世の中とは、本質的には権利の取り合いだと思っています。
お金を稼ぐのが不得意な弱者は、身を守るためにも、如何にしてリソース(社会資源)を獲得するかを考えるべきです。
政府は、一億総活躍と言って、国民に働くことを要請しています。しかし、経済で成果を出せない弱者は、その土俵で勝負するべきではないです。頑張れば頑張るほど鬱になるだけです。リソース(社会資源)を獲得することを目指すべきです。
お金を稼ぐことが世の中のすべてではないのです。
( ゚д゚)ポカーン
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