「同一労働同一賃金、経済界は困惑、長期雇用が前提」。それを岩盤規制と言うのではないですか。
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「同一労働同一賃金」経済界は賛同表明も本音は困惑
http://www.sankei.com/economy/news/160224/ecn1602240059-n1.html
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「欧州と違って、日本は長期雇用を前提としているため、法で強制力を持たせるのは極めて難しい」とあります。
それを岩盤規制ならぬ、岩盤慣習と言うのではないか?
ドリルで岩盤に穴を開けてください。
もちろん、正社員の給料を下げろと言っている訳ではないです。
但し、同一労働同一賃金を実際に実現したら、正社員の賃金は下がると思います。
また、日本の村文化(慣習)こそが、岩盤なのではないですか?
例えば、政府とマスメディアが会食を繰り返しているのは村文化に見えます。
ぜひともドリルで穴を開けてください。
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さて、仕事に違いがあるのなら、それを客観的に分かるようにすればいいと思います。
むしろ、なぜしないのかが疑問です。何か都合の悪いことがあるのですか?
客観的に分からなければ、それは同じ仕事だということです。
色々な業務を経験させると言うが、それは下積みの時期ということです。
なぜ、下積みなのに高い給料を支払う必要があるのだろうか。
それなら、芸人なども下積みの時期に高い給料を取ってもいいことになります。
下積みだろうが何だろうが、同じ仕事なら同じ賃金でいいはずです。
転勤するなら、そのときに転勤手当として一時金を支払えばいいのです。
将来への投資というが、それなら将来になってから高い給料を支払えばいいのです。
結局は、身分制度を維持したいだけに聞こえます。
また、正規非正規の格差だけでなく、大企業、中小企業、零細企業の格差をどうするのか。
業種間での格差をどうするのか。
地域差の格差をどうするのか。
退職金制度の格差をどうするのか。
政治が経済に対して、あれこれと指示は出来ないと思います。あくまで企業が判断することです。
しかし、政治は国民の7,8割が働ける環境を作り、それなりの報酬が得られる環境を作らなければならないと思います。
格差が広がるということは、十分なパフォーマンスを出して働かない人が増えるということです。
非正規労働者が4割いるわけですが、そのような人達がガムシャラに働くでしょうか。むしろ人生を悲観して投げやりになるのがオチです。
結局は、生活保護を頼ることになり、そこで思考停止する人が増えるだけだと思います。
同一労働同一賃金を実現することは良いことだと思いますが、どうにも無理な気がします。
政府はどのようなルールを作るつもりだろうか。
まさか、企業にお願いするだけなのだろうか。。。
(´・ω・`)ショボーン
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