財源に限りがある以上、社会保障の提供にも限界があるのだろうか。
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セイフティネットを求めることと人生の備えをすること
http://blogos.com/article/158266/
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ちと、気になったので感想です。
ここに書かれていることは、よく判ります。
当たり前の話しだと思います。
それに対して、私も当たり前のことを反論します。
これらの両方とも正しいと思っています
むしろ、簡単には答えが出せないことだと思っています。
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さて、「最後は自己責任」と書かれていますが、そうではなくて、最初に自助自立だと思っています。
自助、共助、公助と言われます。
まず、自分のことは自分でやるのが、当たり前だと思います。
それでもダメなら、共助を頼ればいいし、それでもダメなら、公助を頼るべきです。
問題は、どれだけの人達が、自助自立でカバーできるかと云うことです。
問題は、ブラック企業のように人材を消耗品とみなして、自助自立の仕組みをダメしている部分があると云うことです。
結果として、ウツになり、医療費だけが増えていくという悪循環になります。
ウツから回復できなければ、さらに社会保障費が増えていくことになります。
まずは、ブラック企業を排除して、自助自立の仕組みを作ることです。
次に、共助ですが、これは「家族構成の変異」、「単身世帯の増加」、「地域コミュニティーの喪失」により、セイフティネットの機能が低下しています。
例えば、非正規労働者となり、結婚できずに、あれよあれよと年齢を重ねて、両親を介護している人は、共助が無いため公助を頼ることになります。
この共助の仕組みを復活させることは、非常に困難なことだと思います。
最後に公助ですが、社会保障費が毎年のように増加して、財源問題に苦しんでいます。
だからこそ、「最後は自己責任」という話しが出てくるのだと思います。
例えば、「労働者派遣法」、「同一賃金同一労働」、「非常勤から正社員への登用」などを見ると、頑張れば正社員になれたり、道が開けたりします。
そのように制度設計しているだと思います。ただし、これは頑張れる人が前提です。
そもそも、こぼれ落ちる人達は、頑張った結果として、こぼれ落ちているのだから、これ以上なにを頑張るというのでしょうか。
夢や情熱や根性などと言って、頑張ることだけを強いているのなら、ブラック企業と同じです。
私自身は、バカの典型なので、他の人と競争しても負けるだけです。
だから、私みたいなバカは、コツコツと地道に細く長くやっていくしかないのだと、社会で思い知らされました。
しかし、地道にやると云うことは、それだけで自助自立からこぼれ落ちてしまいます。
なぜなら、競争社会のなかでは、他の人のスピードに追い付けないからです。
もし、何でもかんでも自己責任論とするなら、治安が悪くなると思います。
生きるために、犯罪を犯す人がでてくると思います。
そもそも、こぼれ落ちる人は、前向きに考えるより、後ろ向きに考える人が、多いと思います。
上昇志向がないから、後ろ向きに考えるだと思います。
ものごとを後ろ向きに考えるからこそ、安易に犯罪に走るのだと思います。(すいません、勝手な想像です)
そもそも、社会制度のそれ自体が、自助、共助、公助を前提にしていると思います。
だからこそ、社会制度が、問題なく機能するのだと思います。
自助、共助、公助がなければ、専制国家などのように暴力による支配体制になると思います。もしくは、戦乱の世の中になると思います。
財源が無いと言うのは簡単ですが、それは専制国家や戦乱の世の中を予感させるだけです。
財源が無いから、野垂れ死ねと言うべきか、財源が無いから、重税を課すと言うべきか、どうなんでしょうか。
生存権があるから、野垂れ死ねとは言えないです。
私有財産権があるから、重税を課すとは言えないです。
繰り返して書きますが、まずは自助自立だと思います。
しかしながら、生活保護が増えており、この先も増えるという現実があります。
(´・ω・`)ショボーン
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