定数10削減。そうですか。よくわかりません。それより政党支持率と議席数の乖離を何とかしてくれ。
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衆院選挙改革 答申を骨抜きにするな
http://mainichi.jp/articles/20160223/ddm/005/070/032000c
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アダムズ方式は、よく判りません。
定数10削減も、良いのか悪いのかは判りません。
さて、議席数を減らすべきかと問われれば、早く減らしてくれと答えます。
単純に減らすと問題はありそうだが、どうみても数合わせの議員がいるため、無駄だと感じています。
衆議院は475人の議員がいますが、本当に全ての議員が一生懸命に働いているのでしょうか。
議決のときに、膝の屈伸運動と揶揄されるのだから、無駄な議員はいると思います。
まずは、減らすべきです。徐々に減らして、問題が出そうならば、再検討すればいいと思います。
また、外国では地方議員が低い報酬でまるでボランティアのように活動している人達がいるらしいです。
日本でも職業政治家ばかりでなく、社会貢献として活動する政治家を増やすしても良いと思います。
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定数削減よりも、政党支持率と各政党の議席数の乖離のほうが問題だと思います。
小選挙区制は二大政党に成りやすいですが、死票が多いというデメリットがあります。
政治の舞台を二大政党にしたいという気持ちは判りますが、どうにも日本人には向いていない気がします。
投票しても死票になるなら、投票しない人が増える気がします。結果として、投票率が下がると思います。
平等や公平を好む日本人には、支持率に比例した議席数になるほうが良いと思います。
あまりに死票が多いと、公平性に欠ける気がします。よく一票の格差が問題になりますが、死票が多いことは格差にならないのでしょうか。
前回の衆議院選挙では、以下のように比例投票の結果が出ました。(wikiで調べました)
自民党 17百万票(33%) 68議席(37%)
民主党 9百万票(18%) 35議席(19%)
維新の党 8百万票(15%) 30議席(16%)
公明党 7百万票(13%) 26議席(14%)
共産党 6百万票(11%) 20議席(11%)
(その他、省略)
議席数(小選挙区と比例代表)は以下のようになりました。
自民党 291議席(61%)
民主党 73議席(15%)
維新の党 41議席( 8%)
公明党 35議席( 7%)
共産党 21議席( 4%)
(その他、省略)
自民党の比例の得票数が33%なのに対して議席数が61%は、さすがに如何かと思います。
もちろん、小選挙区制だから、このようになるのは判ります。
また、比例代表によって小選挙区制の議席数の歪みを補正していることも判ります。前回の衆議院選挙の結果を見ても補正されていることが判ります。しかしながら、この歪みの大きさがどうしても納得いかないのです。
ちなみに、小選挙区は以下のようになりました。
(擁立できる立候補者の人数が違うため差異は大きい)
自民党 25百万票(48%) 233議席(75%)
民主党 11百万票(22%) 38議席(12%)
維新の党 4百万票( 8%) 11議席( 3%)
公明党 0百万票( 1%) 9議席( 3%)
共産党 7百万票(13%) 1議席( 0%)
(その他、省略)
やはり、政党支持率に比例した議席数になるように改革してほしいです。
また、比例代表は、拘束名簿式ではなくて非拘束名簿式にしてほしいと思います。
アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
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