「欲ない、夢ない、やる気ない」と言っているが、皆は頑張っても損するのが判っているのでは? その2
前回の続きです。
前回は「競争社会と格差社会により人を貶めたり蔑ろにしたりすることが世の中に広まれば、それが正常だと錯覚して誤解する人がでてくるかもしれません。そんな人達ばかりになったら怖すぎです。一億総活躍社会とは、他人を貶めたり蔑ろにすることを頑張れというのですか」と書きました。
なんか、ダチョウ倶楽部の「押すなよ、押すなよ、絶対に押すなよ」みたいな笑い話のようです。
いやいや、こんなことが日常茶飯事になれば、むしろ笑えない話しです。
なんか怖いので、近付かないように気をつけようと思います。
さて、前回は身を守るだけで精一杯と書きました。
しかし、逆に言えば、身を守るためのやる気は十分にあると言うことです。
欲や夢も、身を守った先にあるのではないでしょうか。
そうであるならば、次のことが言えます。
最低賃金を上げることにやる気を出している
同一労働同一賃金にやる気を出している
反安保関連法にやる気を出している
反改憲にやる気を出している
反原発にやる気を出している
反自民党にやる気を出している
みんな、すごいやる気を出しています。
低所得者は、最低賃金を上げることを要望したり、同一労働同一賃金を要望したりしています。
高所得者は、所得税を下げることを要望したりしています。自分で稼いだお金なのに税金でゴッソリ取られるのは理不尽だということでしょう。
私は労働環境の改善を望んでいます。例えば、最低賃金を上げることなどに対して、やる気があります。しかし、ネットを見ると、こられのことを批判している人達がいます。
それでは、何に対して、やる気を出せと言うのだろうか。所得税を下げることに、やる気を出せと言うのだろうか。
いずれにせよ上記に列挙したように、みんな、すごいやる気を出しています。お気に召しませんか?
(◎´∀`)ノ
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