待機児童問題が、あさっての方向に向かっている気が。。。
すこし気になったので、感想です。
---
社会保障だなんだというが、日本をフランスやノルウェーのような国に本気でしたいのか?
http://blogos.com/article/165846/
---
「人口過密地域」に住む以上、公的な行政サービスが手薄になることは世界の常識です。しかし、公的な行政サービスはそもそも生活に困窮している方々に対してあてがわれるもの」とあります。
たしかに、保育園は福祉なので、誰でも彼でもという話しでは無いと思います。
日本の家族構成では、夫婦共働きを前提にしていないと思います。今までそのように整備されたのなら、全員に提供できないのは当然だと思います。
「保育園の待機児童問題は、その全体の80%以上が東京都内に集中している問題です。ワースト2位の沖縄県はニュースでもほとんど取り上げられません」とあります。
まさにこれだと思います。都心部だけの現象なら、それを踏まえて議論すべきだと思います。
それなのに、保育士の給料をアップさせるとか、保育園を増設するとか、訳がわかりません。
もちろん、議論した結果、給与アップや増設が必要となれば、そうすればいいと思います。
しかし、抜本的に対策しなければ、一時しのぎにしかなりません。
また、このブログでノルウェーやフランスの税金の高さを引き合いに出していますが、言っている意味がよく判らないです。
それに対しては、以下のブログを参照しました。
---
長谷川さん、「待機児童問題」でずれまくり
http://blogos.com/article/166091/
---
「国民負担率が日本は40.6%で、ノルウェーが53.8%としても、ノルウェーでは不満がほとんどでません。つまり支払っている額の割に受けるサービスの質が高いか低いのかの問題です」とあります。
まぁ、そういうことでしょう。
税金が高くても、社会システムの精度が高ければ問題ないということでしょう。
また、そもそも論として「なぜ東京に人口が集中しているのか」ということです。
これは政府(長く政権をとっていた自民党)の責任は大きいと思います。
人口が集中すれば、安全保障上の問題もあるし、人間同士の軋轢もでてきます。
「ストレスが爆発する」という、おかしな日本語がでてくる始末です。
抜本的に解決するなら、都市の住民を地方に分散させる必要があると思います。
そして、競争社会を抑制すべきです。生きることに余裕が無さ過ぎます。もっと夫婦で家事労働ができる社会にすべきです。昔は自営業の家庭が多かったので、夫婦で働きながら育児するということが出来たと思います。
「共稼ぎの方で都内に住んでいる人たちが、みんな好き好んでそうしているとは限りません」とあります。
う~ん。地方に分散させたくても、仕事のために都心にいる人は多いと思います。難しい話しなのはわかります。
やっぱり、都市計画を失敗していると思うのだが。。。。。。
最後に、野党は「保育士の給与アップ」を叫んでいるようですが、もっと考えてから行動してほしいです。だから、国民からバカにされるのです。私はもっと全体的なボトムアップを望んでいます。
(´,_ゝ`)プッ
« 「欲ない、夢ない、やる気ない」と言っているが、皆は頑張っても損するのが判っているのでは? その2 | トップページ | 「ブラック社労士が必要とされる理由」。なるほど。へぇ。 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「社会保険料「負担増」のからくり」。公平という悪平等。(2023.12.08)
- 「介護現場、働き始める人を離職が初めて上回る 担い手不足が危機的」。家族が介護する未来。(2023.12.06)
- 「介護の人手不足 外国人受け入れ、ICT化の事業所は配置基準緩和へ」。画餅。(2023.12.04)
- 「介護分野に関しては人材確保が極めて深刻な状況」。介護は、家族が担う。。。のか。(2023.11.29)
- 「介護福祉士の養成校 入学者集めに四苦八苦」。あたり前。人口動態を見るべき。(2023.11.22)
« 「欲ない、夢ない、やる気ない」と言っているが、皆は頑張っても損するのが判っているのでは? その2 | トップページ | 「ブラック社労士が必要とされる理由」。なるほど。へぇ。 »
コメント