社会保障「全世代型」とか言っているが、「社会保障と税の一体改革」はどうなったのか?
最近、すこし忙しい、大したことやってないのに、すごく疲れています。
さて、気になった記事について、すこし感想です。
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社会保障「全世代型」に 自民小委、中長期ビジョン中間報告
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS13H3G_T10C16A4PP8000/
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素直に記事を読めば「社会が変化しているのだから、どんどん改革して将来を切り開いてほしい」となります。
しかしながら、わたしには「大きく社会保障を変える気がないのかな?」と見えてしまいます。
あくまで社会保障の枠の中で改革して、それ以外への影響を最小限に止めたいと云うようにみえます。
実際に政府は、社会保障の財源は消費税で増やしているが、高齢者が増えているため介護保険のサービスは削減しようとしています。
もちろん無駄なサービスならば削減するのは当然だと思います。
でも、それって本当に無駄なサービスなのですか?
高齢化率が増えれば、社会保障の領域を増やすしかないと思います。
65歳の定義の見直しも良いのですが、身体的な衰えは気合で何とかなるとは思えません。
少子高齢化が進行して、家族構成が変化して、都市部へ人口が集まるため地域の住民もどんどん変化していきます。
このような状況では、家族や地域の連帯感よりも、社会保障サービスに頼らざる負えない人が増えてくると思います。
「政治がレールをぶっ壊していく」と威勢のいいことが書かれていますが、必要なことは庶民が生活できることです。
カッコイイ言葉は要らないです。
生活できるビジョンを示してほしいです。
生活できるルールを示してほしいです。
そもそもとして、「社会保障と税の一体改革」とずいぶん前に言っていました。
野田総理が言っていたので、平成23年か平成24年頃だったと思います。
これってどうなったのですか?
今更ながら「政治がレールをぶっ壊していく」と言われても。。。。。。うーん?
うまい言葉がでてこない、やっぱり疲れているのかな。
( ´,_ゝ`)ハイハイ
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