自民党は75%の支持(多様性)によって経済活性化(イノベーション)できるのか。それとも改憲に猛進して硬直性を示すのか。
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【社説】安倍再改造内閣発足 憲法擁護こそ自覚せよ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016080402000130.html
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結論から言えば、与党の得票率の25%と、投票所に行かなかった人達の50%の、併せて75%から、自民党政権は支持を受けているわけです。
まさに、磐石な体制です。
そして、支持が多ければ、それだけ多様な人達からの支援が受けられます。
支持を受ける利点とは、大勢から支援されるということです。
政府は大勢から支援を受けられるからこそ国民の代表なのです。
少ない支持や支援では、狭い考え方に陥り、国家を危険に晒すことになります。
さて、安倍政権は相変わらず経済活性化と言っているわけですが、日本を元気にするためには、多くのイノベーションが起きることが大事だと考えます。
何をやっても効果がないのなら、イノベーションをあちらこちらで起こせば、日本が活性化すること間違いなしです。
すなわちイノベーションが構造改革につながります。そのような社会環境を作るべきです。
そして、そのための条件も揃っています。
すなわち75%の支持です。
75%の多様な人達が、多様性を発揮すれば多くのイノベーションが起こります。
もちろん、多様性が無くてもイノベーションは出来るのかもしれませんが、ここで言っているのは、単発のイノベーションではなく、数限りない誰しもがイノベーションを起こせる社会を実現することです。
すなわち、一億(-25%)総活躍社会です。
(-25%は、75%以外の人達です。すなわち私のことです。私は外野から日本が元気になるのを眺めていますので、頑張ってください)
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Q.
いやいや、アベノミクスは3年半経っても成果が出ていない。一部の人達が儲けているだけで、庶民は物価や社会保険料などが上がって苦しくなっているじゃないか?
A.
自民党政権を信じることが大事なのです。
75%の人達が多様性を発揮すれば、イノベーションが起こり日本が元気になります。
Q.
安保関連法のときに、国民の多くが議論の継続を望んでいたのに、自民党は成立させてしまったではないか? 多様性を発揮するどころか、政府の硬直性を示したのではないのか? そして、これから憲法の改正に猛進して、ますます硬直性を示すのではないか?
A.
自民党政権を信じることが大事なのです。
日本を元気にするには、75%の人達が憲法ばかりではなく、経済にも注目して、多様性を発揮することが大事です。「政府が硬直しているから経済が活性化しない」などと言わせては駄目なのです。それは75%の人達の多様性にかかっているのです。
Q.
イノベーションで構造改革を進めると言っても、それって規制緩和ではないのか? 規制緩和によって競争社会が増長され、ますます格差が拡がるのでは?
A.
自民党政権を信じることが大事なのです。
規制緩和にも善し悪しがあります。新自由主義のもとに競争を激しくするだけでは、格差が拡がり弱者が苦しくなります。そうではなく、社会変革としてイノベーションを実現するのです。弱者を叩くだけの規制緩和は、イノベーションではありません。その為にも、75%の人達は多様性を発揮するべきなのです。
Q.
さっきから、多様性、多様性って言うけど、そもそも自民党政権は多様性を重視する気があるのか?
A.
自民党政権を信じることが大事なのです。。。。。。信じる。。。。。。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
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まぁ、テキトーなことを書きましたが、日本が元気にならないのは、政府が硬直しているし、各産業が硬直しているからでしょう。
すなわち、既得権益者がいるかぎりは、イノベーションは起こらないし、日本は元気にならないでしょう。
政府が言っている構造改革は、その中身は規制緩和であり、その内容は絞った雑巾をさらに絞るような規制緩和でしょう。
例えば、労働者派遣法の改正で、派遣労働者は救われたのでしょうか。派遣労働者の生活は豊かになったのでしょうか。
お金のない庶民を絞っても、文句しかでませんし、ブラック企業で辟易しているので、政府がいくら一億総活躍と言っても、盛り上がるわけがありません。
そもそも、経済はパイの取り合いなのだから、パイの取り合いを強化すべきなのです。
既得権益者がパイを抱えていたら、競争にならないでしょ。
例えば、国民は1500兆円の資産をもっており、企業は300兆円の資産を抱えていると言われています。
しかしながら、殆んどの庶民と中小零細企業は、資産をもっていないと思います。
毎日、必死に生活していると思います。
では、誰がパイを持っているのか?
パイを持っている人達の規制を緩和すべきだし、その部分でイノベーションを起こすべきなのです。
(まぁ、それを嫌がる人達がいるからこそ、日本は停滞しているのでしょう。これは自民党のことも含まれます)
最近、人口減少による人手不足で、将来的には賃金も上がり景気が良くなっていくなどと言っている経済人がいるようです。
しかし、この人達は経済のことしか言っていません。
つまり、中年フリーターや非正規労働者、下流老人のことは無視しているのです。
この経済人達は、この人達の存在を消したいのかと疑いたくなるような気持ちにさせてくれます。
失われた20年の時の流れを軽視しています。
資産形成ができず、家族形成ができず、職業形成ができず、年だけは取りました。
存在しないことになっているようだが、この負債は莫大なものです。
生活保護費に換算したら何兆円になるのでしょうか。
いやはや、この経済人達は、何を言いたいのか、私にはよく判りません。そして、私は存在しない人のようです。
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さて、野党に期待したことは、この75%の人達に注目してほしいという事です。
自民党が問題を起こしたときに、野党は当然のように批判しますが、75%の人達も同様に自民党を批判します。
野党としては、国民全体で自民党を追い込んでいるので気分がいいでしょうが、75%の人達からすれば、ガス抜きにしかなっていません。
これでは、自民党を応援したことへの後ろめたさが残りません。
75%の人達に、自民党を応援したことへのフラストレーションを、如何にして高めるかを考えるべきです。
誤解が無いように言っておきますが、投票したことを批判するのではなく、投票したからには投票した政党への敬意や礼儀を重んじるべきだと申し上げたいのです。
安易に、ガス抜きやフラストレーション解消の手助けをするべきでは無いと申し上げているのです。
(◎´∀`)ノ
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