都知事選において、都民の民度は低いのか。低いのは選挙リテラシーだと思う。
ちと、気になったので、感想です。
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都知事小池氏当選は民度が低い?鳥越氏応援した左バカの方がよっぽど民度が低い
http://blogos.com/article/185517/
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「小池氏当選を絶望しているのってだいたい鳥越俊太郎氏応援なんだけどろくに政策も公約もない知名度だけで担ぎ上げられた鳥越俊太郎氏が当選する方がよっぽど民度を疑う。」とあります。
都民の民度が低いかどうかは分からないが、国民の政治リテラシーや選挙リテラシーは低いと考えます。この政治リテラシーや選挙リテラシーは、生活のなかで、自然と身に付くものではないと思っています。
「とりあえずなんでもいいから野党統一候補としてテレビにも出ている有名な人を出しておけばいいだろうみたいな腐った野党とそれを支持する単細胞な国民こそが先の参議院選挙でもわかるように自民圧勝を招いてしまっている。
ただバカの一つ覚えのごとく反安倍、反原発、反自民だけ言っていればいいってもんじゃない。無策すぎる。稚拙すぎる。」とあります。
私は、バカの一つ覚えのように、反自民と言っているが、それは根底にあるのが新自由主義だからです。
私は、政治家の政策や資質ではなくて、その政策がどのような思想のもとに実施されるのかを見ています。
つまりは、新自由主義や民主社会主義によって、その政策が変質していくと云うことです。
長い間、自民党政権が続いたのですから、新自由主義が十分に拡がりました。もう十分すぎます。
そして、その弊害もでていると思います。例えば、少子高齢化です。
だから、民主社会主義によって、もうすこし社会を重視したいのです。
仮に野党の候補者が実力不足だとしても、私は新自由主義をこれ以上拡げたくないのです。
だから、野党を応援しているのです。
「だいたい今回の都知事選は自民側が2つに割れたわけで野党側としては有利だったはずだ。
ところがこの大敗。よほど担ぎ上げた候補が悪かった。都民は単なるテレビに出ている有名人とか野党候補なら何でもいいといった頭の悪い左まきみたいな人たちとは違ったということだ。」とあります。
これについては、ぐぅの音も出ません。
「もちろん小池氏がいいとは思わないけどだからといって鳥越氏より100倍マシ。」とあります。
引続き自民党なのだから、今までの政治の延長だと思っています。つまりは何も変わらない。
そうは言っても、都民が小池氏を選んで、国民が自民党を選んでいる訳ですから、私の言っていることは何も説得力が無いのです。
都民、国民が選んだ政治家なのだから、都知事や自民党へ投票した人や投票所に行かなかった人達から批判がでないことを祈ります。
むしろ、批判がでたとしたら、なんて軽い投票なのだろうと嘆いてしまいます。
自分達の選択を軽んじていることを寂しく感じます。
(◎´∀`)ノ
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