「残業規制の上限設定を検討」。まぁ、検討だからね。重要なのは結果です。
政府が、残業規制の上限を検討するらしいけど、重要なのはどの様な結果になるかです。
もしも、骨抜きになるなら、期待するだけ損なので、とくに注目していなかったのですが、以下の記事が面白かったので、ちょと感想です。
ちなみに、骨抜きを批判したところで、国民の75%(与党の得票数25%と投票所に行かなかった人達50%)が政府を支持しているので、のれんに腕押しです。すなわち、全く問題はなく、今日も日本晴れということです。
---
日本企業の残業時間を減らしたい?いい方法がある。たった2つの決まりでほぼ全部解決できる!
http://blogos.com/article/189683/
---
所々、気になる箇所はありますが、
「
1、40・50代以上の会社員全員に「自分の資料は自分で作ること」を義務付けろ。あと、自分で飲むお茶は自分で用意させろ。
2、部長・局長たちは、自分の部署においてすべての部下が全員帰宅するまで、必ず会社から出るな。そして、朝は必ず誰よりも早く出社しろ。部長や局長が会社にいる間以外は部下は働かせるな。これを守らなければ罰則だ。
」
の部分がすべてを語っており、話しはここに終着するので、すばらしいと思いました。
とくに、2番の管理職や経営者は、部下が帰宅するまで、管理監督責任があるという指摘は、まさにその通りだと思います。
むしろ、管理監督責任を放棄して、なぜに管理者や経営者で居られるのでしょうか?
また、1番の自分で資料を作らない(作れない?)と、作業量の把握が難しくなると思うのだが、どうやって部下の進捗管理を行うのだろうか?
少なくとも、部下の仕事を上司も出来なければ、管理不十分になると思うのだが。。。
---
「残業規制」は働く人たちを救うのか? 「給料減るからやめて」「これでサビ残増えるよ」など疑問を呈する声が多数
https://news.careerconnection.jp/?p=27234
---
この記事で気になるのは、「残業規制はいいけど 給料減るのはやだな~。残業代が頼りなんだし」 と「基本給低いから残業代で賄おうと頑張ってる人もいる事を考えて欲しい」の部分です。
この人達は、残業代でいくら稼ごうとしているのだろうか?
そもそも残業を何時間しているのだろうか?
もしも、100時間残業しても元気だとしたら、楽な残業なのだろうか?
残業規制は、長時間労働で体力的にも精神的にもきつい人は喜ぶと思います。
世の中には、楽な残業と大変な残業があるのだろうか?
この部分は重要なポイントだと思うが、誰もこの部分には触れないだろうなぁ。。。
また、お金を稼ぎたいのなら、労働者ではなく、起業すればいいと思います。
労働者の身分で、稼ぐこと自体に無理があります。
それなのに、なぜ皆は労働者として高収入を得ようとするのだろうか?
不思議だなぁ~。
(◎´∀`)ノ
« 何で選挙が終わってから、社会保障について議論しなければならないのか? | トップページ | 配偶者控除の廃止で、また国民負担が増えるのか。 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「国民民主党は左派…日本も十分に左派の支持は増えている」。(・・?(2024.12.07)
- 「政権安定へ賃上げ重視 政労使会議」。労働の価値が棄損している。(2024.11.30)
- 「四半世紀ぶり減税は忖度見破るリトマス試験紙」。なんか、胡散臭い。(2024.11.24)
- 「年収103万円の壁」「累進をもっと厳しくする。カーブにしてあげる」。もっとカーブを厳しくほしい。(2024.11.15)
- 「国民民主・玉木代表「真に必要な予算を計上し税収見積もりを精緻化すれば7兆円程度の減収には対応できる」」。7兆円あるなら、そもそも消費税を上げる必要はなかった。(2024.11.07)
« 何で選挙が終わってから、社会保障について議論しなければならないのか? | トップページ | 配偶者控除の廃止で、また国民負担が増えるのか。 »
コメント