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« 「氷河期世代を正社員化、採用の企業に助成へ」。日本が誇るレガシー(負の遺産)がそんなにヤワなわけがない。 | トップページ | 「ブラック企業をなくすためには不便さに寛容にならないとダメ?」。その通りだと思います。 »

2016年11月 4日 (金)

「氷河期世代を正社員化、採用の企業に助成へ」。何だろう、この不安を増長させるフレーズは。

前回の続きです。

つまり40歳前後の就職氷河期世代は、会社がクビにしたくなる40歳と云うことです。
体力的にも無理が効かなくなる年齢です。
非正規労働者が、雇用の調整弁だと言うならば、まさにクビになるでしょう。
非正規労働者は4割にも達していると言われています。
1年間の出生率は100万人~150万人です。働いていない人も含まれますが、働いている人で35歳~45歳までの4割だと何人になる?

分からない(涙)
どうやって計算するのだろうか(涙)

まぁ、仮に100万人くらいクビなら、大変な人数になります。

また、団塊の世代が定年退職していますが、年金が十分にある人達ばかりではないです。
生活費のために、老後も働いている人達は大勢います。
しかしながら、65歳以上では働く場が限られます。
つまり、仕事を探している団塊の世代の人達が、大勢いる可能性があります。

つまりは、団塊の世代と、団塊ジュニアの世代が、仕事を探すことになります。
しかも、両世代とも体力が厳しくなる年齢です。

怖い。怖い。怖い。

企業は人材不足と言っていますが、もしも、企業が体力のある人材を欲しがっているのなら、体力的に厳しい人達で、世の中が溢れかえります。
どうなるニッポン?

また、格差が拡大していると言われています。
富裕層が増えて、貧困層が増えています。富裕層が増えれば増えるほど、貧困層も増えていきます。
つまり富裕層同士では、競争していないことになります。しかも富裕層は勝ち続けます。
貧困層は競争しても負け続けます。負け続ける人生を送っているから貧困層なのです。

上記の、団塊の世代と団塊ジュニアの世代を踏まえて、格差の拡大を考えると、世の中がバカらしくなります。
競争しても負け続けるなら、貧困層は誰も競争しなくなります。
頑張れば頑張るほどバカを見たり、頑張れば頑張るほど無駄だったりすれば、誰も競争しなくなります。

そうだとしたら、どうするか? どう考えるべきか?
経済論理に翻弄されずに、人生を楽しむことです。人生を走りながら楽しむことです。
走っていて楽しくないなら、楽しいことをするべきです。同じ負けるなら、辛いよりも楽しい方が良いと思います。
負け組は、無理して働いても何も残らないと思います。

仲間内で楽しんでいると、そこに経済論理を振りかざす輩が出てくると思います。
そのときは、蜘蛛の子を散らすように逃げて、また別の場所で楽しむか、入り込まれないよう気を付けるべきです。
まぁ、何にしても自分の身を守ることを一番に考えて欲しいと思います。
そして、あえて言うならば、この様な状況を作っている自民党に、皆が投票している訳だから、今後も同じ状況が続くと思う今日この頃。。。

(◎´∀`)ノ

(すべて私の憶測なので、鵜呑みにしないでください)

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290円の牛丼も贅沢品! 転職できない40代男性のリアルな貧困事情
https://news.careerconnection.jp/?p=28509
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なんか、関連ありそうな記事を見つけたので、一緒に載せておきます。

お昼ご飯はもっぱらスーパーの特売で買った88円のカップ麺をすすってます。290円の牛丼すら贅沢品ですよ。」とあります。
カップ麺を食べる前に、自分で弁当作ればいいと思います。
牛丼よりは安く作れるんじゃないのかな。

まだまだ住宅ローンの支払いが残っているため、少ない給与ながらこのまま働き続けるしかない状態である。何の変哲もないオジサンになってしまうと貧困から抜け出すのは容易ではない。男性の貧困も闇が深い。」とあります。
言いたいことは分かるのですが、会社に依存しないように人生設計を立てるべきであり、たとえ会社員であっても自立した状態で仕事しているのと、依存した状態で仕事しているのでは考え方が違ってきます。勉強するなり資格を取るなり起業活動するなり、模索できることはあると思います。

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努力してもムダな仕事が「若者の貧困」を生む
大人は、高度経済成長期の感覚で物を言うな

http://toyokeizai.net/articles/-/141339
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これも、関連ありそうな記事なので、一緒に載せておきます。

高度経済成長期を支えた企業経営者の言葉から得られる教訓は、残念ながら時代遅れとなってしまった。あまりにも雇用環境が悪化し、理想や夢、将来を見通せて、報われる仕事に就ける人々は少数である。だからこそ、努力が報われようと報われまいと、最低限、普通に暮らせる労働環境を整える必要がある。」とあります。
もっと早く聞きたかった話しです。そして、できれば多くの若者に読んでほしいと思います。

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