「スーパーが日曜定休でも本当は誰も困らない」。確かにその通り。日本はおかしい。
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「客は二の次」のフランスに日本が学ぶべき事
スーパーが日曜定休でも本当は誰も困らない
http://toyokeizai.net/articles/-/144828
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ちょっと感想です。
「サービスを受ける側としては、日本と比べて驚くほど不便に感じるフランス。しかし、暮らしてみると、案外支障はないものだ。そして、その分働く人の負担は軽く、快適に働けるということ。そのせいか、働くフランス人の表情は明るい。同僚同士で冗談を言い合ったり、店の人が客に冗談を言ったりしていて、心のゆとりを感じる」とあります。
多少不便でも、心にゆとりがあるほうがいいです。
近江商人の「三方よし」ではないですが、みんながゆとりある人生を送れればいいと思います。
「パリの地下鉄。 (中略) 発車ベルすら鳴らない。いきなり電車のドアが閉まって動き出すので、乗客は大いに気をつけなくてはならない」とあります。
さすがに、これは怖いが、子供の頃から慣れていれば平気なのかもしれない。
何にしても、もう少し不便でもいいと思います。
逆に怖いのは、ガソリンスタンドが減っていることです。
コンビニはこれ以上いらないけど、ガソリンスタンドは減りすぎでは?
また、外食のチェーン店もこれ以上いらないです。
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再配達や年中無休、本当に必要ですか? 過剰品質が働く人を追いつめる
https://dot.asahi.com/aera/2016111400153.html
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似たような記事があったので、同じく感想です。
宅配について「生ものの配達では不在の家に何度も足を運ぶことも少なくない。受け持ちエリアには古い大きな団地があり、エレベーターはない。東日本大震災以降、水の注文が一気に増え、2リットル6本入りケースが二つくくられた25キロ弱の段ボールを5階まで運ぶこともある。時間指定通りに訪ねているのに不在だと、「ふざけんなよ」と心の中で叫びたくなる。男性は言う」とあります。
たしかにその通りです。
日本はおかしいです。
「日本企業は先回りして商品やサービスを開発することで、消費者を甘えさせてしまっている」とあります。
只(無料)より高いものは無いと言いますが、本当に高くつきました。
過剰なサービスによる長時間労働と低賃金は、少子高齢化に影響を与えたはずです。
団塊の世代は65歳以上となり、定年退職になります。しかしながら、年金が不十分な人達は今後も働く必要があります。
団塊のジュニア世代は40歳以上となり、戦力外通知を受けるかもしれません。非正規労働者なら尚更です。生活するために何とか仕事を探す必要があります。(ちなみに団塊のジュニア世代は、バブルが弾けたときに社会に出た世代です)
つまり、人口の多い世代が、人生の曲がり角にいるのです。
何なんだろうね。
(◎´∀`)ノ
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