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2017年3月23日 (木)

「ヤマト働き方改革 問われている労組の存在意義」。根腐れしてるじゃん。

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ヤマト働き方改革 問われている労組の存在意義 - 横田 増生
http://blogos.com/article/215138/
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ヤマト運輸の労使交渉が妥結した。大口荷主への値上げ要請や総量抑制、一部の時間帯指定廃止、再配達受け付け時間の前倒し、勤務間のインターバル規制など、“働き方改革”の中身はメディアで大きく報じられた。

ふむふむ。ヽ(´▽`)/

労使の合意項目は、弥縫策にすぎない「努力目標」が並ぶ形になった。
従業員の駆け込み寺として労組が機能していたとは言い難い現状がある。今回、ヤマトが全社的な未払い残業代の支払いに踏み切らざるを得なくなったのは、2016年に退社した2人の元ドライバーの告発がきっかけだった。彼らは「労組を信頼できない」として、自ら弁護士を立て、労働審判の場で未払い残業代の支払いを要求したのだ。

嘘だと言ってよバーニィ。(昨日もこのセリフ言ったなぁ) つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

もうね、いっそのこと佐川・郵便・ヤマトが合同して1ヵ月くらいストライキしたらどうですか?
そうすれば流通を担っている労働者が如何に大事なのか痛感するでしょ。
えっ? そんなことすれば大変なことになる?
大丈夫ですよ。緊急調整というものがあります。

労働関係調整法 第三十五条の二
 内閣総理大臣は、事件が公益事業に関するものであるため、又はその規模が大きいため若しくは特別の性質の事業に関するものであるために、争議行為により当該業務が停止されるときは国民経済の運行を著しく阻害し、又は国民の日常生活を著しく危くする虞があると認める事件について、その虞が現実に存するときに限り、緊急調整の決定をすることができる。

これは調整のため50日間争議行為を禁止する制度です。(これって使われたことがあるのだろうか?)
もっとも、こんな大事になる前に大慌てで回避されそうですがね。
それとも、どこからか圧力がかかってストライキする前に潰されるのかなぁ。
(別に煽っているわけじゃないよ?)

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組合への信頼がゼロになりました。もう労組に相談する気持ちにもなりません

さて、労働組合に問題があるようです。明らかに機能不全の様相です。

日本の労働環境はメンバーシップ型と言われます。つまり滅私奉公です。
滅私奉公するから終身雇用・年功序列が約束されていました。
つまりは、語弊があるかもしれませんが、終身雇用・年功序列を約束するから150個の荷物を配達してねというわけです。
もちろん、現在の労働市場で終身雇用・年功序列とか言っていたら笑われそうですがね。
滅私奉公でなければ、職務内容が示されるべきです。例えば荷物120個とかですね。
この労働組合の念頭には、メンバーシップ型があるのかもしれません。
もし、そうならば弥縫策(びぼうさく)にすぎない「努力目標」というのも分かる気がします。
まぁ、メリットが無いのに、メンバーシップ型を押し付けられれば怒るでしょう。

もうひとつ言えるのは、日本では平社員から出世して経営層になるイメージを私は持っています。
これだと、労働者と経営者が明確に分かれていないので、やはり労働組合に影響がでるのではないかと疑問に思っています。
会社と労働組合が一体的だと、良いときはすごく上手くまわるけど、悪いときには歯車が全く回らなくなると思います。
働き方改革するなら、労働組合についてもどうにかしたほうがいいのではないか?

今回の合意が、本当に労働問題解決につながるのか。会社だけでなく、労組もその存在意義を問われている。

まぁ、最後にこのように書かれているので、結果がどうなるかは分かりません。
分からないが、その結果を多くの人が注目している気がします。
つまり働き方改革が本物なのか、それともガラクタなのかと云うことをです。

(◎´∀`)ノ

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