「未来投資会議 医療・介護に情報通信技術(ICT)やビッグデータ」。なんか違う。
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医療・介護に最新技術を活用 未来投資会議
http://www.sankei.com/politics/news/170414/plt1704140037-n1.html
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「安倍晋三首相は14日開かれた未来投資会議で、イノベーション(技術革新)を活用した新しい医療・介護体制の平成32年の構築に向け、制度整備を急ぐよう指示した。情報通信技術(ICT)やビッグデータを導入する医療機関や事業者には診療・介護報酬の優遇を行い、取り組みを後押しする。政府は制度設計やインフラ整備の具体策を詰め、6月ごろまとめる成長戦略へ反映させる。」
いやいや、雲の上の人達が、雲の上の話しを話しており、下々の人(つまり私のこと)にはさっぱりです。
これって、よくある話しで、会社の上層部がシステム導入したら、現場が混乱して結局は誰も使わなくなったみたいな状況が想像されるのだが。
そもそも医療・介護の業界の人達は、そんなに簡単に最先端技術を使いこなせるのか?
社会保障費の抑制も分かるのだが、少々無謀な気がします。
どうせなら、最新機器よりも人材が集まるように報酬を手厚くしてほしいものです。
もしくは、最新機器が使いこなせる人材を採用するための加算がほしいものです。
山本地方創生担当相が、「一番のがんは文化学芸員」などと言ったわけですが、なぜ学芸員に観光マインドを求めるのだろうか。
これと同じで、医療・介護に専門外のことを求めても厳しい気がします。
もちろん医療・介護に対して、少しづつ技術革新することは否定しません。
それとも、お金持ちの高齢者から、お金をむしり取るために、こんなことを言っているのだろうか。(これはちと邪推がすぎるか)
何にしてもICTやビッグデータ等は、もっと他の産業で先行しても良さそうな技術なのに、なぜに医療介護をプッシュするのだろうか。
社会保障費の抑制だけが目的なのだろうか。
( ´,_ゝ`)ハイハイ
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