「電通と博報堂は何をしているのか」。自画自賛?
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【読書感想】電通と博報堂は何をしているのか
http://blogos.com/article/218617/
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ちと、読んでいてイライラしたので、すこし感想です。
まぁ、紹介されている書籍は読んだことないので、このブログのみで感じたことです。
「私が働いていた時もメンタルを病む人や、社内でのいじめから退職する人はいた。だが、これが他の企業や業界と比べて多いのか少ないのかはよく分からない。広告業界がとんでもない鬼だらけの業界と捉えられることについては違和感を覚える。」
「今回私が取材するにあたって、博報堂の社員何人にも話を聞いたが「中川さんは博報堂のブラックぶりを書きたいんでしょ?」と言われた。「そういった面はある」と答えても大抵の答えは「あんまり感じないんですよね……。会社に不満があるヤツの意味が分からない。だってこんなにいい会社なんですよ」というものだった。」
自画自賛?
まぁ、出来る人間がそれを誇ること自体は否定しません。
しかし、メンタルを病む人や社内でのいじめから退職する人がいること自体に問題があるのでは?
雇用した責任を放棄したような言い分です。
結局は、残った人間が同類の人達ばかりだから、居心地が良いと言っているようにしか聞こえないのです。
また、こんなに出来る人達が、モーレツ社員の如く頑張っているのに、日本の現状は如何ともし難い状況なのはどうしてなのだろうか。
日本の一翼を担う一流企業が、どんなに頑張っても日本の状況を改善できないのか。
それだったら、何をそんなに頑張っているのだろうか。
それともノブレス・オブリージュなんて気にしていないのだろうか。
まぁ、格差が拡がっている状況を考えれば、ノブレス・オブリージュなんて戯言だと思われているのでしょう。
書籍も読まずに偉そうなことは言えないのだが、どうにも自分達の価値観を押し付けているように見えてイライラします。
アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
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