「政府が働き方改革の実行計画をまとめた」。う~ん。その4
前回は、以下のようにブログに書いた。
「就職氷河期世代のなかには、すでに人生が上り坂から下り坂に変わった人もいると思います。下り坂なのに、正社員になっても惨めな思いをするだけでは?
救済するにしても、時間が経過しすぎたように思えます。
将来的には社会保障のお世話になって国の財政を圧迫させるかもしれません。
でも、それでいいのではないか。
今更、就職氷河期世代に何を期待するのか。
何も無いのだから、何も出せないのです。
今更、正社員になっても働かないおじさんが増えるだけです。」
ブログを書いた後に、目につく記事があったので感想です。
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「30歳を過ぎてわかったこと」に様々な意見集まる 「人生を勝ち負けで考えるなんて意味がない」「今を大切に生きましょう」
https://news.careerconnection.jp/?p=33691
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「「人生を『勝ち負け』で考えるなんて意味がない」と言い切り、「収入の多寡を自慢したり卑下するのはくだらないからやめよう」と訴える。また、世間には「親切なひと」がたくさんいるため、「『頼みごと』をどんどんして「頼まれごと」をどんどん受けよう」とも添えている。」
キレイ事のように聞こえる。
そもそも、それなりの地位の人もしくは出来る側の人が言っても説得力がない。
もちろん、言っていることは正論。
その様な考え方もあるので、物事を多面的に見るためにも知っているべき知識です。
しかし、知識の一部なので、それだけ知っていても役に立たない。
結局は、長時間労働が蔓延しているし、月100時間未満の残業が容認される状況で、何の冗談だろうかと言いたい。
「程よく手を抜きサボることの大切さ」については、「仕事は8割の力でこなせる癖をつければ、2割は視野広く好きなことができ、へこたれることはない」とアドバイスした。」
これも、それなりの地位の人もしくは出来る側の人の意見です。私のようなポンコツには、その8割でギブアップ。
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ひそかに増える「アラフィフ婚」、社会の「子どもはいいぞ!」呪縛乗り越え【前編】
https://www.bengo4.com/c_3/n_5923/
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「未婚と加齢にまつわる‶社会圧〟に苦しむ女性たちに、沢野さんは「年齢でジャッジされて自分には価値がないんじゃないかと、思わないでほしい」という。出産年齢に限界があるのは事実だ。けれど、たとえそこを越えても「いくつになっても出会いはあるし、人には年齢だけじゃない個性がある」。自身を振り返り、そう思うからだ。」
多様な意見は尊重すべきです。この様な意見を持っている人もいるでしょう。
しかしながら、最近、このような意見を聞くと、何か引っかかるような気分になります。
言っていることは正しいのだが、これを鵜呑みにはできない。
この記事を鵜呑みにはできない。
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前回のブログでも書いたが、大企業に入った奴が勝ち組なのだ。
就職活動している学生には、ぜひ大企業を目指してもらいたいと、切に願う。
ついでに言えば、労働組合のある大企業を目指してもらいたい。
さて、脱線してしまったが、その5でも書くかな。
(◎´∀`)ノ
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