「貯蓄額が4年連続で増加。高齢者層が平均値を釣り上げている」。ホントかよ?
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世帯あたり平均貯蓄額から見える世代間格差 高齢者世帯の最多層は「4000万円以上」、一方で働く現役世帯では「100万円未満」
https://news.careerconnection.jp/?p=35531
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「勤労者世帯(59歳まで)に限って見ると、平均貯蓄額は1299万円と前年度より0.8%減少した。世帯全体の平均貯蓄額1820万円に最も近い1800万円を基準に、勤労者世帯の分布を見ると、77.8%の世帯で平均以下の貯蓄額となっている。」
「一方で高齢者世帯(60歳以上)では「4000万円以上」(18.6%)の占める割合が最も多く、勤労者世帯とは逆に、全体として額が高いほうに偏った分布になっている。1800万円より平均貯蓄額が多い世帯は44.5%にものぼり、高齢者世帯だけの平均値も2385万円と高い。
また、高齢者世帯のうち、無職の世帯の平均貯蓄額は2363万円だ。これは退職金の影響が大きいと推察される。」
何だろうか、高齢者は金持ちだって言いたいのだろうか?
高齢者だって、お金がない人は多いと思う。
年金がいくらもらえるか分からないが、年間200万円で暮らしていたら、5年で1000万円なのだから、これでは老後は安心できないだろう。
それに高齢者世帯だって、平均貯蓄額より低い世帯が55.5%もあるわけだろ。
一部の人達にお金が偏ってんじゃないのか?
そんなことより、富裕層の貯蓄高を見せてほしい。
「1世帯あたりの平均貯蓄額が1820万円と4年連続で増加」
2013年から4年連続で増加している訳だから、つまりはアベノミクス効果なのかもしれない。
アベノミクスで効果を実感しているのは2割の人達なのだから、その人達が平均値を押し上げているんじゃないのか?
そうだとすれば、アベノミクス効果を実感している人達から如何にしてお金を引き出すかが肝要なのではないか。
高齢者がお金持ちだと言っていないで、富裕層からお金を引き出してほしい。
どうにも高齢者がスケープゴートに使われているように見える。
うーん、本当のところは、どうなのだろうか。
(´・ω・`)ショボーン
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