「「こども保険」、政府に検討要請へ」。本当の原因はどこにある?
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「こども保険」、政府に検討要請へ…自民特命委
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170516-OYT1T50059.html
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「自民党の「人生100年時代の制度設計特命委員会」(委員長・茂木政調会長)は、幼児教育の無償化や待機児童解消の財源確保策として、保険料で財源を賄う「こども保険」も含めた検討を政府に促す提言案をまとめた。」
なんか、こういうのだけは喜び勇んでやっているように見える。
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母の日に、先進国で最も貧困率の高い日本のシングルマザーを思う
http://blogos.com/article/223031/
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「好きで別れたから自己責任ということですが、誰も別れるつもりで結婚していません。
DV等のケースで事前に気づくことは、非常に難しいのです。
一生懸命働いても、非正規雇用で、かつ完全ワンオペで子どもを育てる、というのはものすごい負担です。」
こども保険って、DVのシングルマザーのみを対象にするのだろうか?
コメント蘭を見ると批判的な意見が多く、私もその意見に賛同する部分が多いです。
シングルマザーが可哀相なのではなく、その子供が可哀相なのです。
誰を支援するのか、シングルマザーなのか、それとも子供なのか。
なぜ、再婚という選択を示さないのか?
DV以外で離婚している人も多そうですが、その人達はどんな優先順位で離婚したのだろうか?
こども保険の内容によっては、「再婚 < こども保険」なんてことになれば、誰も再婚しなくなります。
むしろ、低所得の世帯は、「結婚(離婚?) < こども保険」となり、結婚しない、もしくは、離婚が加速する可能性があります。
まずは、再婚支援でもして、シングルマザーの数を減らしてはどうなのか?
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私も格差や貧困のことをよくブログに書くが、もしかしたら政府はこのような批判が嫌で、何とか貧困世帯を減らしたいと考えているのではないか?
もちろん、子供の貧困対策は良いことなので否定はしませんが、どうにもきな臭い感じです。
少なくとも子供の貧困対策を実行しても、中流世帯は増えないでしょう。(むしろ減る?)
このきな臭さ、オシャカルト!(サクラクエスト)
ヽ(´▽`)/
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