報道の自由度ランキング72位で、憲法の改正って、実は怖いことでは?
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憲法とは何かが分かってないなら改正は無意味
http://blogos.com/article/221404/
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「憲法とは何かが分かってないのは、維新の会も自民党も公明党も、そして野党も同じだ。
明文化された憲法だけが憲法でもない。
国家ビジョンも目的もない、現行憲法の文面いじりだけをするような改正なら、やらない方がいい。」
まぁ、この筆者に賛同する気はないのだが、言っていることはその通りだと思います。
もっとも、私は自民党が政権を取っている間は、憲法の改正には反対です。
本当の意味での国民政党がでてくるまでは、ロクなことにならないと思っています。
憲法は権力者を縛るものと言われていますので、安易に憲法など改正するべきではないと思っています。
もちろん、外国では憲法を頻繁に改正しているところもあります。私もそれは否定しませんが、しかし、現状の日本でそれを求めるのは酷だと思っています。
つまり、本当の意味での国民政党が出てくるまでは、民主主義の国家もしくは国民主権が成り立たないと思っています。
例えば、安保関連法が成立するときに、アンケートでは「もっと議論を深めたほうが良い」が多かったですが、早々に法律が成立しました。
例えば、アンケートで、共謀罪(テロ等準備罪)について賛成の人が多いようですが、共謀罪の内容を知らない人も多いらしいです。知らないのになぜ賛成するのだろうか。
このような状況で日本に民主主義を求めるのは酷だろう。
では、どうするか。
報道の自由度ランキングで日本は72位ですが、まずはここに問題があると思います。
例えば、「報道の自由度ランキングが20位以下なら、解散総選挙を実施する」などと憲法に追加すれば面白いと思います。(まぁ、無理だとは思いますが)
そうすれば、報道の自由度ランキングを政府は気にするようになると思います。
憲法が権力者を縛るものなら、このように権力者が嫌がるものを提案するべきです。
それなのに、世の中を見渡しても、つまらない話しばかりです。
また、他のブログでも指摘されていましたが、行政の長である安倍総理がなぜ憲法の改正を提案するのだろうか。
憲法が権力者を縛るものだとしたら、権力を持っている行政の長が提案するのは変ではないか?
うーん。疑問ばかりが出て、なんかモヤモヤするなぁ。
( ゚д゚)ポカーン
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