「新国立競技場の工事で過労自殺」。オリンピックなんて止めちまえ。 その2
前回の続きです。
ネットを見ていたら、オリンピック自体は悪くないと書き込みしている人がいました。
常識的に考えれば、オリンピックに善悪が無いことは当たり前です。
問題があるのは、労務管理やプロジェクト管理をしている人達です。
出来ないことを無理に進めれば、何らかの影響があることは分かるはずです。
注意していたのかもしれませんが、それでもこの様な結果になったわけです。
では、オリンピックは悪くないのでしょうか?
オリンピックには善悪はありません。
しかし、オリンピックがきっかけで過労自殺になったことも事実です。
論理的にはオリンピックは悪くなくても、感情的にはオリンピックが悪いと言いたくなります。
そして、それは人間らしいと私は思います。
つまりは私はオリンピックが悪いと言いたいわけです。
オリンピックにケチが付いたと言うわけです。
国家の威信をかけたプロジェクトが地に落ちたと言いたいわけです。
国家の威信をかけるなら、もっと万全の体制を作れないのか。
財源問題などの多くの問題があり、国民は辟易しているように思います。(少なくとも私はそうです)
今後、オリンピックの開催時や、国民の機運を盛り上げるときに、
オリンピックの開催に向けて、当初は紆余曲折ありました。
建設時にも数々の困難が発生しました。
しかし、みんなでオリンピックを盛り上げていこうではありませんか。
などと言う人がいそうですが、そのみんなで盛り上げる中には過労自殺した人は含まれないんです。
私は非常に気分が悪いです。
ちなみに、このことを分かり易くいうと、次のようになります。
---
ギレンの演説、ガルマ国葬時
我々は一人の英雄を失った。
しかし、これは敗北を意味するのか?
否!始まりなのだ!
地球連邦に比べ、我がジオンの国力は30分の1以下である。
にもかかわらず、今日まで戦い抜いてこられたのは何故か?
諸君!
我がジオン公国の戦争目的が正義だからだ。
これは諸君らが一番知っている。
我々は地球を追われ、宇宙移民者にさせられた。
そして、一握りのエリートらが宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して50余年。
宇宙に住む我々が自由を要求して何度踏みにじられたか。
ジオン公国の掲げる人類一人一人の自由のための戦いを神が見捨てるはずはない。
私の弟!諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。
何故だ!?
「坊やだからさ」 (シャア)
新しい時代の覇権を選ばれた国民が得るは歴史の必然である。
ならば、我らは襟を正し、この戦局を打開しなければならぬ。
我々は過酷な宇宙空間を生活の場としながらも共に苦悩し錬磨して今日の文化を築き上げてきた。
かつて、ジオン・ダイクンは人類の革新は宇宙の民たる我々から始まると言った。
しかしながら地球連邦のモグラ共は、自分たちが人類の支配権を有すると増長し我々に抗戦する。
諸君の父も、子もその連邦の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ!
この悲しみも怒りも忘れてはならない!
それを、ガルマは、死をもって我々に示してくれた!
我々は今、この怒りを結集し、連邦軍に叩きつけて、初めて真の勝利を得ることができる。
この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる。
国民よ立て!
悲しみを怒りに変えて、立てよ、国民よ!
我らジオン国国民こそ選ばれた民であることを忘れないでほしいのだ!
優良種である我らこそ人類を救い得るのである!
ジーク・ジオン!
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これは、アニメだから面白いのです。現実でこんなことを言われても笑えない。
まぁ、私はアホなので、オリンピックの開催時には、このことをすっかり忘れて、オリンピックを楽しんでいるかも知れません。
そんなときには侮蔑していただければと思います。
私も、そうならないように、何とか覚えていたいと思います。
(;ω;)
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