「選挙戦の盛り上がりはまだ感じられず、投票率が前回の選挙から大幅に上がることはないという見方も」。ほげぇー。(lll゚Д゚)
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衆院選 投票率の行方も焦点
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171018/k10011181041000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_006
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「各党からは選挙戦の盛り上がりはまだ感じられず、投票率が前回の選挙から大幅に上がることはないという見方も出ています。
さらに、投票日の今月22日にかけて、東北地方から西日本までの広範囲にわたり曇りや雨の日が多いと予想されていることや台風21号の動向を踏まえ、有権者の投票への影響を懸念する声が出ています。」
う~ん、投票率が大幅に上がることはない?
山本太郎議員が当選したときの参議院選挙で、私は落選するだろうなと思っていました。
しかし、結果は見事に当選し、その後の政治家活動を見ていると応援したくなるような内容でした。
選挙戦が盛り上がっていないよう話しがありますが、結果がどうなるのかは神のみぞ知るといった所でしょうか。
それと、投票日に台風? Σ( ̄ロ ̄lll)
これは安倍総理の執念のなせる業か。。。
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さて、選挙の記事を見ていると、ポピュリズムが心配とか、各政党の政策が国民に浸透していないとか、政局がどんどん変わって政党がよく分からないとか、書かれています。
いやいや、投票率を上げるためにもっと盛り上げようよ。
(えっ、自公が不利になるから嫌だって?)
投票に消極的な人が、投票行動するように促すのも報道の責務だと思うのだが、投票に対して消極的になるようなフレーズがさりげなく入っているような気がします。
まず、ポピュリズムだが、そもそも国民がポピュリズムに走ってしまうのは、選挙制度として安全措置が備わっていないことが問題だと思います。
ポピュリズムは選挙管理委員会が対策を立てるべきであって、国民ひとりひとりに押し付けるものでは無いと思います。
ポピュリズムを対策するなら、平時に考えるべきです。選挙が始まってから言うことではないと思います。
ポピュリズムにならないように冷静に考えてほしいと言われれば、投票に対して消極的になる人が増えると思います。
それこそ、演説への野次が選挙妨害なら、このような心理トリックは選挙妨害にならないのだろうか?
次に、各党の政策が国民に浸透していないことだが、解散から投票までの期間が短すぎるのだから、浸透しないのは当然です。
そのことに触れないで、政策の議論も何も無いと思います。
国民からすれば、この短期間で政策を比較してもよく分からないし、各政策の掘下げや、各政策がどのように関連しているかも分からないので、結局は投票に対して消極的になります。
そのような心境で、国民へ浸透していないとか盛り上がっていないとか言われれば、皆が消極的に考えているのだから、自分も消極的で問題ないだろうと思うはずです。
また、準備する期間が短いため、各政党がポピュリズム的に選挙活動するのは、当然なのではないでしょうか?
次に、政局がどんどん変わったことについては、どうしようも無いと思います。但し、これも解散から投票までの期間が短いことが原因だと思います。
このように考えると、まずは投票率を上げるために投票してほしいと報道するのが、正しい姿勢に思います。
それが民主主義を尊重していることになると思います。
また、仮に消極的になるような話しをするなら、心理的な影響がでないように配慮すべきだと思います。
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さて、すこし前に北朝鮮問題で「北朝鮮の武装難民来たら射殺か」という話しが話題になりました。
このとき、韓国や北朝鮮の難民を、どのように政府は考えているのかと言っている人がいました。
韓国の人口は5000万にくらい、北朝鮮の人口は2500万人くらいだそうです。
そのうちの1割が難民として日本に来ると、500万と250万人です。
東京都の人口は1300万人、大阪府は800万人、愛知県は700万人、人口の一番低い鳥取県は50万人です。47都道府県の平均人口は270万人です。
これだけの難民が来たとき、日本はすべて受入れるのでしょうか?
それとも人数制限するのでしょうか?
そして、ここがポイントになるのですが、戦火が広がって日本人が難民になったときに、近隣諸国は日本人を難民として、どのくらい受入れてくれるのでしょうか?
考えれば考えるほど、恐ろしい矛盾があります。
多くの難民を受入れれば、国民の生活に支障がでますが、逆に難民の受入れを制限すれば、日本人が難民になったときに同じようなことをされます。
安倍総理は、国民の生命と財産を守ると言っているようだが、このような矛盾にどのように立ち向かうのだろうか。
投票するときは、是非、このことも考えて投票してください。
さて、安倍政権は改憲しようとしていますが、私は安易な改憲には反対です。
まぁ、その議論は横に置いておきます。
改憲は、国会が国民に対して改憲案を出して、最終的に国民投票の過半数で可決します。
つまり改憲するためには、国民的な議論や盛り上がりが必要になります。
しかしながら、今回の選挙で、選挙予想として自公で300議席超との見込みが早々に出されました。
これでは選挙が盛り上がりませんし、投票に消極的な空気を作ってしまいました。
つまり政治への関心を下げたわけです。
それなのに、改憲では国民的な盛り上がりが必要になります。
このまま国民的な議論が為されずに、国民投票の投票率が50%未満になったとしたら、あまりにも無様です。
そしてその無様な状況は、憲法改憲という歴史的な記録として残ります。
もっとも、安倍政権の支持率は、消極的な支持が多いため、改憲にも消極的な意見が出されるかもしれません。
もしくは、政治への関心が低い為に、現状維持を選択するかもしれません。
自民党への支持自体が、現状維持の表れだとすれば、ますます改憲に消極的になるかもしれません。
選挙を盛り上げる気が無いのに、改憲には積極的だというのは矛盾しています。
投票するときは、是非、このことも考えて投票してください。
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以下は、選挙が終わるまで、繰り返しブログに載せたいと思います。
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投票率が80%あれば国民の本音が分かる気がします。
各マスメディアから、選挙の予想が出されています。(10月12日時点)
この予想は、政治や選挙に積極的(ポジティブ)な人達の意見が強くでていると思います。
言い換えると、積極派の意見なのだから、毎月報道されている各政党の支持率に近いものとなるはずです。
つまりは、固定票と言うか、組織票と言うか、そのような意味合いが強くなると思います。
逆に、投票先を決めていない人達や、無党派層の人達は、いわゆる浮動票であり、風頼みの票になると思います。
もしも、選挙に魔物が潜んでいるとすれば、それはこの消極派と言うか、サイレントマジョリティ(物言わぬ民衆)なのかもしれません。
選挙の予想が報道されると、消極派は、結果が分かったと思い込み、投票行動に消極的になるのかもしれません。
ちなみに、積極派はもともと選挙に積極的なので、予想など気にせずに投票すると思います。
本来は、予測困難な浮動票により、マスメディアの予想がハズレることもあると思います。
しかし、浮動票の人達が投票行動に消極的になればなるほど、予測可能な固定票がアドバンテージを取ってしまう為、マスメディアの予想が当たることになります。
固定票だけの結果では、国民の本音ではなく、建て前を見せられているようで、ガッカリします。
できれば、国民というかサイレントマジョリティの本音が見てみたいです。
投票率80%である国民(積極派+消極派)の本音が見たいと思いませんか?
たとえ浮動票やサイレントマジョリティが少ししか動かなかったとしても、比例区の結果は変わると思います。
議員がひとり替わっても、大局は変わりませんが、その党に支払われる政党助成金などは変わります。大きな変化にはならないかもしれませんが、地道な取組みが一番効果があります。
ぜひ投票に行ってほしいと思います。
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(´・ω・`)ショボーン
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