「日経平均、21年ぶり高値水準」。株価上昇はユリノミクス効果なのか?
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日経平均終値2万881円…21年ぶり高値水準
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171011-OYT1T50062.html
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機械受注8月も増加、3四半期ぶり回復視野
http://jp.reuters.com/article/machinery-orders-idJPKBN1CG02A
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「7営業日連続で上昇し、2012年12月に発足した第2次安倍内閣以降で、最高値だった2万868円03銭(15年6月)を上回った。」
なんか株価が上昇していますが、何故でしょうか?
海外の経済状況や国内の設備投資などが、理由として挙げられています。
しかし、私の勝手な憶測ですが、ユリノミクスというか、いわゆる新自由主義である規制緩和による効果なのではないかと思ってしまいました。
選挙の結果がどうなるか分かりませんが、自公が5割を獲得し、希維で3割、立民で2割だとすれば、保守の二大勢力によって、アベノミクス×ユリノミクスの嵐が吹き荒れるでしょう。
その風に煽られて株価も爆上げになるのではないかと勝手な憶測を抱いてしまいます。
さて、本当のところはどうなのだろうか。
(ちなみに、日経平均株価を見ると、9月の上旬ぐらいから上がっているように見えます。また、2015年に株価が下落し始めましたが、日銀の買い支えなどで下落せずに持ちこたえていたようです。株価が停滞したり、上昇したりして、今に至っているように見えます。そうするとユリノミクスは関係ないんじゃないのか?とも見れます。すいません、経済はよく分からないので、これが私に理解できる限界です)
ちなみに、アベノミクス×ユリノミクスの嵐が吹いても、庶民には実感なき好景気が到来するだけです。
そんなもので、庶民が恩恵を授かれるのなら、とっくの昔に日本のデフレは解消されていると思います。
むしろ、庶民には非正規労働者が4割になるなどの悪影響が、いずれ襲い掛かると思います。
そもそもが弱肉強食なのだから、一部の肉食動物だけが旨い肉を食って、草食動物は食われるだけです。
少なくともゲームばかりしているバカな人間は、悲惨な目に遭うと思います。(つまりゲームばかりしている私のことです)
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「売り手市場が続いてほしい」——20代が希望の党より自民党を支持する理由
https://www.businessinsider.jp/post-105617
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「衆院比例選での投票先は、50代で自民党と希望の党が各25%で並ぶ中、18〜29歳では自民党が5割強、希望の党は1割と大差がついている(全体では自民党が34%、希望が19%)。」
「自分と高校も大学も同じ2歳上の兄がいい会社に就職できているし、サークルの先輩も就活に成功している人が多い。アベノミクス以降、株高、企業の業績向上、ベースアップが実現している。このまま今の売り手市場が続いてほしい」
若者は、自民党を支持している割合が多いそうです。
求人倍率を高くしてくれたから期待しているなどの意見があります。
しかし、求人倍率が高くなったのはアベノミクスの効果なのでしょうか?
アベノミクスの効果がゼロだとは思いませんが、少子化による労働人口の減少の影響はないのでしょうか?
労働人口の減少について触れずに、求人倍率を説明していたら、多少は疑問に思ったほうが良いでしょう。
また、好景気についてもリーマンショックや東日本大震災、オリンピック景気などを考慮したほうが良いと思います。
これらに触れずに、アベノミクス効果だと説明されても疑問が残ります。
第一の矢である金融緩和、第二の矢である財政出動、そして第三の矢である成長戦略、これらについて国民が期待するような効果があったのでしょうか?
あったものと言えば、実感なき好景気だけです。
こららのことに触れていなければ、やはり疑問を感じたほうが良いと思います。
また、これとは無関係かもしれませんが、ここ何年かで企業の不祥事が取り上げられています。
これが何を意味する私には分かりませんが、求人倍率が高いことばかり見ていると足元が掬われそうで怖いです。
もうひとつ、これも無関係だとは思いますが、「働いたら負け」という冗談みたいな言葉があります。
社会主義が衰退して、それらの国も資本主義の仕組みを導入しました。
そして日本は資本主義ですが、何故か、かつての社会主義みたいに労働者の労働意欲が減退しているように見えます。
なぜでしょうか?
高度成長期のように頑張っても報われないからでしょうか?
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自民、単独過半数の勢い…衆院選・序盤情勢調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news2/20171011-OYT1T50101.html
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「自公両党で300議席をうかがう。」
選挙結果の予測が出ています。
自公が300議席を取るみたいですが、正直、野党を応援している私としてはかなりへこみます。
(ちなみに希維を野党とは思っていません。あれは自民党勢力だと思っています)
無党派層は、この予測を見て、どのように行動するのでしょうか?
「小選挙区選で3割、比例選で2割の人が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。」
ちなみに、この予想には、投票先を決めていない人の意見は、反映されていないようです。
つまり、政治や選挙をポジティブに考えている人の意見が強く反映されているわけです。
それを踏まえると、この予想は固定票がメインになっているとも考えられます。
選挙に消極的な人の投票により、今後の結果は十分に変わる可能性があります。
しかしながら、自公で300議席と予測されると、消極的な人からすれば、投票してもしなくても同じだと考えるかもしれません。
その結果、投票しない人が多くなり、投票率も下がることになります。
つまり、消極的な人がそのように考えれば考えるほど、マスメディアの予想通りの結果となるわけです。
もしかしたら、マスメディアが消極的な人の行動を誘導する為に、選挙結果の予測を公表しているのではないかと疑ってしまいますが、その真偽のほどは私には分かりません。
ただし、投票先を決めていない人が2~3割も存在して、無党派層の人が3~4割も存在していることを考えれば、結果が変わる可能性は十分にあります。
例えば、民主党の政権交代のときも高い投票率でした。
つまり、選挙予想は固定票が強く反映されている可能性があり、無党派層や消極的な人達の投票で、結果が変わることは十分に有り得るということです。
そんな風に考えると、投票率が80%までいけば、国民の本音が分かるのかもしれません。
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何にしても、上記で述べたように、情報を鵜呑みにせずに色々な人の意見に触れることをお薦めします。
嘘の嘘、それはくるりと裏返る(レクリエイターズ)
(´・ω・`)ショボーン
(私の憶測ばかりなので、鵜呑みにしないでください)
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