「福山哲郎幹事長。ど真ん中のところで前へ進んでいく」。う~ん、何でこんな事を言うのかなぁ。
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9条改正反対、消費増税凍結に原発ゼロ 立憲民主党が公約発表
http://blogos.com/article/251049/
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「会見した福山哲郎幹事長は、公約パンフレットに書かれた枝野幸男幹事長の「右でも左でもなく、前へ。」という言葉を引用し、「これがわれわれの今の思い。日本の政治でいえばど真ん中のところで前へ進んでいく」と述べた。」
何でこんな事を言うのかなぁ。
「真ん中=中道」、つまり右派でも左派でも無いと言いたいのだろう。
前原代表も同じようなことを言っていたが、民進党の駄目なところのひとつとして、この中道にこだわっている所があると思います。
自分達が中道と宣言するのではなく、国民に中道だと言わせなければ、駄目だと思います。
「右でも左でもなく、前へ。」と言ったのは、あえて中道という表現を避けたと思っています。
うまいこと言うなぁ~と思っていました。
国民からは、右派だろうが、左派だろうが、どうでもよくて、仕事しろって思われているんじゃないのか。
そういう意味で言えば、とにかく政策や実績が大事だと思います。
結局は、実績を積み重ねることで、国民に「ど真ん中」と見てもらうしかないと思います。
もしくは「右とか左の物差しではなく、立憲主義の物差しで見てほしい」と言えばいいと思います。
但し、民主党と名乗っている時点で、左派と見る人がいると思います。これはアメリカの民主党のイメージがあるから仕方ないと思います。
もちろん、自民党(=自由民主党)にも民主党と入っているじゃないかと言われそうですが、一般的に自民党は保守であり右派との認識です。
自民党が、政権政党であり、与党であり、保守であり、右派なのだから、その抵抗勢力はどうしても左派と見られてしまうと思います。これは仕方がないことだと思います。
これを意固地になって否定するのは見苦しいです。
ちなみに、本当にど真ん中の政治を実施すると、何をやっているのか分かりづらいので、右派と左派から批判される可能性があると思います。(つまり集中砲火を浴びる)
その覚悟があるのだろうか。。。
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さて、今回の選挙で、政策を比較して検討してほしいと言っている人達がいます。
確かに、政策を比較することが大事だと思いますが、前提条件に無理があります。
自民党は、安保関連法やテロ等準備罪に突き進みました。
しかも、アンケートでは議論の継続を望む人が多かったです。
羊頭狗肉のように、羊頭を見せられて、後から狗肉を出されても困ります。
さらに国民の意見を軽んじて、成立に邁進するのだから、どうしようもありません。
政策を比較して検討してほしいと言われても、ギャグにしか聞こえません。
これで国民にどうしろと言うのでしょうか?
(´・ω・`)ショボーン
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