「年金受給開始70歳超」。ぷぷぷ。
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年金受給開始70歳超、就労環境と共に検討 厚労相
https://www.asahi.com/articles/ASL1M3PGJL1MUTFK002.html
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「7割近くが65歳を超えても働きたいと希望している。それらを踏まえて年金制度も必要な見直しを行っていきたい」
物は言いようだ。
7割近くが65歳を超えても、生活のため働かざる負えないと嘆いている。
日本は、一体どれだけ貧困化しているのか。
そして、3割の人は、65歳以下まで働けば老後は十分に暮らせると言っているわけです。
こんな事を言っていたら、暴動が起きるぞ。はやく格差是正しろ。
まぁ、冗談は置いておいて。。。
「受給開始年齢は現在原則65歳で、60歳から70歳まで選択できるが、受給開始を65歳より繰り下げている人は1%ほどにとどまっている。受給開始を66歳以降にすれば受給額は1カ月ごとに0・7%ずつ増える。加藤氏は「どういう判断をするのがその人にプラスになるのか材料をしっかり提供していくことが必要だ」と語った。」
普通に考えれば、まずは上限を上げて、次に下限も上げるみたいな憶測ができます。
年金は、損得で考えるより生活を中心に考えるみたいです。
つまり、生活に支障が無ければ、年金の受給を遅らせて、支障があるなら年金を受給して生活費の足しにする考え方です。
生活で困っていないのに、受給を開始しても、あぶく銭が増えるだけです。
逆に生活に困っているなら、繰り上げてでも年金を受けたほうが良いみたいです。
そこまで生活に困っているなら、いずれは貯蓄が無くなるため生活保護を考えることになります。生活保護の半分は高齢者なのだから、これは仕方がないことなのかもしれません。
ここに書かれているように、繰り下げる人が1%ということは、高齢者にはそれほど余裕が無いのかもしれません。
そうか、1%対99%なのだから、繰り下げられる人は、1%の富裕層だけなのかもしれない。
それと65歳を超えて、体力的に働けるかが問題だと思います。
昔は自営業者が多かったため、老後も自営業を続けたり、農家を続けることもできなかもしれませんが、サラリーマン化した現代は難しいのかもしれません。
また、若いときに体を酷使した人も、老後に働くことは難しいかもしれません。
そう考えると、暗澹たる気持ちになります。
生活保護の捕捉率やスティグマは、何とかしてほしいものだ。
(´・ω・`)ショボーン