「解雇規制が緩和されると困る人たち」。へぇ~。
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解雇規制が緩和されると困る人たち
http://blogos.com/article/271174/
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「中小経営者「使えない社員クビにするのに1年分の基本給とか笑わせんじゃないよ」
連合「中小企業の人たちと同じ扱いなんて冗談だろう、てか頑張ってマトモな会社入らなかった奴らの自己責任」
労働弁護士「勝手にオレの仕事無くすんじゃないよ」」
それっぽく聞こえるから、すごいよね。
まぁ、このような部分もあるかもしれないので否定はしないが、やはり私は異なる点を述べたい。
例えば、新卒一括採用で入社して、年功序列によって若いときは滅私奉公に努めます。
中間管理職を経て、それなりの役職に就くとき、「やっと若いときの苦労が報われる」などと思っていたら、リストラで~す。
あれ、若いときの苦労は後払いって聞いていなのに、もらえないの?
えっ、これじゃ取られ損じゃん。
な~んだ、そんなことなら、もう働かないよ。
そんな、物語が思い浮かぶ貴方は中二病の疑いがあります。
だからね、解雇を前提にするなら、年功序列が成り立たないはずです。
解雇を前提にするなら、同一労働同一賃金が必要になります。
(もちろん、政府が進めている中途半端な同一労働同一賃金のことではない)
人材の流動化を主張している人もいると思いますが、「人材の流動化≠解雇規制緩和」なので、働き方改革の中から解雇規制緩和を削除したらどうですか。
人材の流動化を望むらなら、幾らでもやりようはあると思います。
それとも、解雇規制緩和が働き方改革の肝なのですか。
いやはや、リストラ前提で、若いときに滅私奉公を求めるなんて、そんなデタラメが成り立つわけないでしょ。
(◎´∀`)ノ
(もしも、的外れな間抜けなことを言っていたとしたら、ゴメンナサイ)
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