残業時間の上限規制、中小・零細企業は罰則除外の提案。(lll゚Д゚)
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働き方改革関連法案、自民・維新が修正協議へ 中小・零細企業への影響最小限に
https://www.sankei.com/politics/news/180511/plt1805110023-n1.html
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「残業時間の上限規制をめぐり、中小・零細企業への影響を最小限に抑えるため罰則に除外規定を設けることなどを提案する見通しだ。」
「特定の時期に受注が集中する町工場などには、経営が揺らぎかねないという懸念が根強い。遠藤氏は記者会見で「『廃業しなければならない』という声まで聞こえる。対応は国会の責務だ」と強調した。」
まず言いたいのは、大企業の労働者は規制で保護されて、中小零細企業の労働者は規制で保護されないとは、これでは差別だ。
アパルトヘイトですか?
もうひとつ、実際にどうなるのか分からないし、詳細なことは分からないが、この記事だけを読むと、残業を年に720時間以上しても罰則が無いように聞こえる。
あくまで繁忙期と言うのなら、月に100時間以上の残業に言及すべきなのにそれがない。
どうにも言葉遊びしているように感じて気分が悪い。
そもそも、労働者の命と、会社の存続のどちらが大事なのか?
これでは、個人を犠牲にして、全体を守るみたいな話しではないか?
そんなことを言ってもいいのだろうか?
根本の原因は、過労死になる長時間労働が繁忙期に発生することである。
罰則を除外しようが何だろうが、過労死の防止にはつながらない。
国会議員という国民の代表が、国民の命をそんなに軽んじていいものだろうか。
これからは労働人口の減少により労働者の立場が強くなるのだから、長時間労働なんてしている企業は早晩淘汰されるだろう。
そんな会社は早めに潰したほうが社会のためだ。
そもそも長時間労働なんて社会の雰囲気が悪くなるだけなのだから、早く止めたほうが良い。
こんなことばかりしているから、デフレが解消しないのだろう。
いや違うか、デフレを解消するというのは、やるやる詐欺で、実はデフレを解消する気なんてサラサラ無いのだろう。
(´・ω・`)ショボーン
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