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2018年5月31日 (木)

「佐川前理財局長ら不起訴」。こんなことでは模倣犯が増えるだろ。

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森友改ざん・背任容疑、佐川氏ら全員を不起訴 大阪地検
https://www.asahi.com/articles/ASL5W4J2JL5WPTIL002.html?iref=pc_rellink
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学校法人森友学園(大阪市)をめぐる一連の問題で、大阪地検特捜部は31日、国有地の大幅値引き売却に対する背任や決裁文書を改ざんした虚偽有印公文書作成など全ての告発容疑について、財務省理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)氏(60)や財務省職員ら38人全員を不起訴処分とし、発表した。いずれも嫌疑不十分や嫌疑なしと判断した。

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佐川前理財局長ら不起訴 与野党の反応は
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180531-00000060-nnn-pol
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麻生財務相「我々としては、こういったものの原因究明は当然のこととして、再発防止のためにどのような方法をやるかというので、今後、努めていくと同時に、信頼回復というものに、きちんと努めてまいりたいと考えております」
一方、安倍首相に近い自民党議員が「これでこの問題は終わりだろう。野党は事件にならない問題を散々、取り上げたことを反省して欲しい」と語るなど政府・与党内には森友問題はこれで幕引きだとの声が上がっている。

なんで、こんな悪しき前例を作るのだろうか。
本当のところは分からないが、国民はこの記事を見て、どのように判断するのだろうか。
こんなことで社会の健全性が保てると思っているのだろうか。
何でもかんでも罰しろとは思わないが、このような将来に禍根を残すようなことや社会問題につながるような致命的なことを、見過ごしてはいけないと考える。

人ひとりが死んでいるのに、これで終わりなのだろうか。
それとも、佐川長官が人ひとりを死に追いやったと考えていいのだろうか?
何で、人ひとりを死に追いやるような人物が、国家の中枢に紛れ込んでいるのだろうか。
国の根幹に関わるような政策を議論すべきだと言われることがあるが、このようなことを蔑ろにしていいだろうか。
どうしてそれで国の根幹の話しができようか。

追い詰められて自殺した近畿財務局の職員(少なくとも報道を見るかぎりはそのように見える)のように、これからは自殺に追い込んでも問題無いと言っているようだ。
そのような模倣犯で溢れかえる社会を目指しているのだろうか。
なんて恐ろしい政権だ。政党だ。

学校のいじめでも同じことが言える。
陰湿ないじめを繰り返して自殺に追い込んだとしても、何も問題は無い。
自己保身のために学校や教員が隠していたり言い逃れしようとしても、何も問題は無い。

そんな社会になったら、追い詰められる前に逃げ出す人が増えるだろう。
仕事で嫌なことや辛いことがあっても、我慢してたら追い詰められてしまうかもしれない。
だから、さっさと仕事なんて辞めてしまえ。
仕事を完遂するのが難しいときは、追い詰められるかもしれないから、さっさと逃げ出せ。
そもそも、仕事していたら不当行為や違法行為に巻き込まれるかもしれないから、働くな。

あぁ、そんなメッセージをこの政権、政党は言っているのだろうか。

( ´;ω;`)ブワッ


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