「10~20代の安倍政権評価突出」。この事を強調するのは何の為か。
---
【産経・FNN合同世論調査】
10~20代の安倍政権評価突出 景気・雇用環境改善影響か
https://www.sankei.com/politics/news/180723/plt1807230025-n1.html
---
「産経新聞社とFNNの合同世論調査では、安倍晋三首相の政権運営を「評価する」と回答したのは10~20代で男性が73・2%、女性が61・2%と多数を占めた。大卒の就職率が過去最高になるなど「アベノミクス」を背景に雇用の改善や景気回復が進んでいることが影響しているとみられる。逆に60代以上では安倍政権への評価が厳しく、世代間の差がはっきりと出た。」
安倍政権(自民党)を支持している10~20台の絶対数はどれくらいなのか?
パーセントだけで表示していることが、そもそも怪しい。
日本の人口が1億2000万人くらいだが、ここで言われている10~20代の支持者がそれほど多いとは思えない。
一般的に、若い世代の投票率は低いと言われる。
そして、少子化の影響で、団塊の世代や団塊のジュニア世代と比べて、10~20代の人数は少ない。
さらに、若い世代は政治に疎く、自民党へ投票する傾向が強いと言われる。
逆に、高齢になるほど自民党への不支持率が高くなると言われている。
これは長年の社会生活で得た経験から、政府に対する反骨心が大きくなったのではないかと個人的には思っている。(少なくとも私自身がそうである)
若い世代は政治への関心が低いと言われるが、この記事からは政治への関心が高くなっている印象を受けるが、実際のところはどうなのだろうか。
若い世代にも意識高い系はいるだろうが、それでもほとんどの若者は政治に対する関心が低い気がする。
若い世代へ、政党の政策や国際問題、社会問題のクイズを出して答えられる人が多ければ、しっかりとした考えを持ったうえでの意思表示と理解できる。
しかし、答えられなければ、雰囲気で何となく言っているだけになるため、それでは政権運営を評価しているとは言い難いと思う。
根拠が曖昧で、何となく雰囲気を作るだけなら、それはポピュリズムや大衆迎合、衆愚政治に通じることになると思うが、どうだろうか。
そもそも、改ざん問題があったことを踏まえると、安部政権に関する情報を鵜呑みにする方がおかしいと思う。
また、若い世代が自民党を支持しているといった記事を時々見るが、これには何か意図があるのだろうか。何かの伏線なのだろうか。
(´・ω・`)ショボーン
« 「世界経済の基本的な対抗軸は、もはやイデオロギーの右や左ではなく、「緊縮vs反緊縮」である」。意味が分からない。 | トップページ | 「初動の遅れ(職務怠慢)による豪雨被害拡大を認めようとしない安倍首相」。言いたいことは分かるのだが。 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「比例票は国民民主と日本保守党、参政党に流れた」。これが日本である。(2024.10.31)
- 「「部分連合」を国民民主に打診へ」。衆院選は庶民の敗北である。(2024.10.30)
- 「「到底達成不可能では混乱」経団連会長、最低賃金1500円公約を牽制」。正しいことを言っても、必ずしも評価されるとは限らない。(2024.10.25)
- 「野党は消費税の減税を軸に家計を支援する姿勢」。消費税の減税は、社会保障を削る口実にされそう。(2024.10.19)
- 「一番は政治改革で政治を正さなければならない」。昭和には去ってもらいたい。(2024.10.12)
コメント
« 「世界経済の基本的な対抗軸は、もはやイデオロギーの右や左ではなく、「緊縮vs反緊縮」である」。意味が分からない。 | トップページ | 「初動の遅れ(職務怠慢)による豪雨被害拡大を認めようとしない安倍首相」。言いたいことは分かるのだが。 »
>日中韓投資協定の概要
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/5/pdfs/0513_01_01.pdf
華僑が日本になだれ込んできても、日本は止めようがない。
若者分っているのか?
将来奴隷になる可能性がある事に。
投稿: | 2018年8月 5日 (日) 15時31分