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2018年10月 7日 (日)

「日本を守るために必要な移民政策の「鉄則」」。守るとあるが、私はそこに含まれているのだろうか。むしろ踏み台にされる気がする。

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日本を守るために必要な移民政策の「鉄則」

外国人差別はNGだが「自国民優先」は当然だ

https://toyokeizai.net/articles/-/240476
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タイトルを見て、どんなことが書いてあるのかと思って、ワクワクしながら見ました。
しかし、残念ながら、移民政策の推進派にとって都合の良いことばかりが並べられていました。
こんな説明で納得する人がいるのだろうか。

そもそも、人類の歴史上、移民政策を完全に成功させた国は1つもないと言っていい。
上の表は諸外国における外国人単純労働者受け入れ制度を比較したものである。これを見れば明らかなとおり、単純労働者の受け入れについては、「期間限定かつ家族帯同を認めない」のが、世界の移民政策の常識である。この点は、「特定技能」に係る政府案も同じであり、妥当である。

へぇ~と思うことも書かれていて、勉強にはなるのだが。。。しかし。

日本の労働市場との需給調整のための仕組みが不十分であれば、単純就労分野でなし崩し的に外国人労働者の受け入れが拡大し続け、深刻な問題が発生する。不況時における需給調整も十分に図れない可能性がある。

なるほど、なるほど。。。だが。。。しかし。

政府は、既存の就労資格に係る受け入れ基準の緩和も決定している。たとえば、外国人留学生が日本の大学を卒業し、年収300万円以上の日本語を使う仕事(日本語による円滑な意思疎通が必要な業務)に就けば、職種を問わず、就労資格を認めることなどを決定している。

ん~、既存の制度を、例として挙げているようだが。
年収300万円以上って、なんだ?
もしも、外国人労働者の拡大に対して、年収300万円以上の条件をつけたとしても、年収300万円は貧困層に片足突っ込んでいるようなものだから、貧困に陥る外国人労働者ばかりになる気がする。
ここで「以上」とあるが、実際には300万円付近になる外国人労働者が圧倒的に多いだろう。

前回のブログで、失われた世代のことを書いたが、この失われた世代は7040問題(8050問題?)で非常に苦しい状況になると思う。
これと同じで、もしも外国人労働者が年収300万円だとしたら、第二の失われた世代になるのではないか。
その場合の社会の混乱をどのように収めるつもりだろう。

「自国民雇用優先の原則」を実現するために用いられるのが、労働市場テストである。労働市場テストとは、企業が外国人労働者を雇用したい場合、一定期間求人をしてみてなお自国民を採用できない場合に限り、外国人労働者の雇用を認める制度である。
この労働市場テストの実施に加えて、公正で客観的な指標に基づく受け入れ要件を設定する必要がある。具体的には、クオータ(総量規制、職種別規制、地域別規制による受け入れ人数枠の割り当て)の範囲内であること、職種別・地域別の有効求人倍率が一定値以上であること、外国人雇用上限率(受け入れ企業の従業員数規模などに応じた受け入れ人数枠)の制限範囲内であることなどを要件とするべきである。

「自国民雇用優先の原則」とあるが、低所得者対策は考えないのか。
低所得者対策を考慮せずに、このような方法を取っても劣悪な条件で労働する外国人が増えるだけではないのか。
低所得の外国人対策をどのように考えているのか。

結局、低賃金により日本人が避ける仕事を、外国人労働者が担うだけではないか。
外国人労働者の問題は、その移民した当人よりも2世、3世と続く、貧困問題を絡んだ民族対立が深刻だと言われる。
これでは、その民族対立を作為的に作り上げるようではないか。

失われた世代による貧困問題に続いて、外国人労働者による貧困問題がそれに続くという状況になる。
なんだ、この貧困問題の連撃(コンボ)は?
ふざけているのか。まじめに仕事しないなら、辞めろ。。。と言いたい。

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「この給料じゃ生活できない!」アジアの優秀人材はもう日本を選ばない
https://diamond.jp/articles/-/181358
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「ベトナム人材を『派遣』という形で企業に送り込んだ場合、ベトナム人エンジニアの月給の相場は額面で約20万円です。今でこそ、ベトナムやバングラデシュのエンジニアはこの金額を提示されれば喜んで日本に来るでしょうが、それも一時的だと考えます。そもそも、月給20万円をもらっても日本では何も『消費』することができないのですから」
税引き後、手元に残るのは十数万円足らず。そこから家賃や光熱費を引いたら数万円しか残らない。その生活環境は想像以上にカツカツで、とてもじゃないが日本では「欲しいものを手に入れる」という豊かな消費生活には至らないというわけだ。
しかも、働く環境はさらにプレッシャーが大きい。「きつい、賃金安い、危険はないが残業がある」――これがベトナム人エンジニアの日本の労働環境に対する率直な印象だ。「ひとたび日本の企業に入れば、“一生入力だけ行うプログラマー”で終わってしまう」(グエンさん)という危惧も抱えている。

「近年、中国への帰国を選択する友人が少なくない」と明かす。日本の大学を出たとはいえ、日本で就職をせずに帰国するのは、「日本の給与水準では生きていけない」からだと朱さんは断言する。

ダメだこりゃ。
日本の給与水準では生きていけない。つまり、日本人も同様だということ。
日本では何も「消費」することができない。つまり、日本人も同様だということ。
これでデフレ脱却とか笑わせる。片腹痛いは正露丸。
昔、こんなギャグがあったのだが、あの頃は面白かったなぁ。

┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

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