「ただのパワハラか「市民の安全のため」か 明石市長の暴言に賛否分かれるネット」。鋭い意見があるなぁ。
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ただのパワハラか「市民の安全のため」か 明石市長の暴言に賛否分かれるネット
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1901/30/news103.html
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「兵庫県明石市の泉房穂市長が、道路の拡幅工事に伴うビルの立ち退き交渉を巡り、担当の市職員に対し「今から行って、建物を燃やしてこい」などと暴言を浴びせていた問題。Twitterなどでは批判一色……ではなく、市長に同情するコメントも多くみられます。ハラスメント問題に敏感に反応してきたネットでは意外に思えますが、なぜなのでしょうか。」
まぁ、分かるけどね。
「パワハラは許されないことのはずですが、Twitterでは泉市長への“同情”が少なからず寄せられていたのも気になるところです。報道によると、明石市にも寄せられた意見も多くは市長に対し批判的だったとのことですが、市長を擁護する声も少なからずあったそうです。「動機に同情すべき点があれば、結果は許される」という日本的とされるメンタリティーがここにも現れていると言えそうです。」
同情したとしても、それで許してはダメだと思う。
目的が正しくても、その手段が間違っているなら、何らかのペナルティーを負うべきだ。
「「動機に同情すべき点があれば、結果は許される」という日本的とされるメンタリティー」。このフレーズに、なんか違和感があった。
極端な例えで申し訳ないが、平和のために侵略戦争した場合は許されるのか。
平和のために人殺しは許されるのか。
これが許容されると、この類の話しがどんどんエスカレートする可能性がある。
目的が正しければ、それに付随する少々の問題があったとしても、その問題が軽んじられることになる。
「パワハラだった。市長としてあるまじき態度で申し訳ない」とある。これが全てだろう。
もちろん同情はすべきであるが「同情=許される」ではないと思う。(←これ何かに書いてあった言葉)
私は、この事件の記事をチラッとしか見てないので、どの程度のペナルティーが妥当なのか分からない。
分からないが、少し重いぐらいのペナルティーが必要だろう。そうでなければ納得しない人達が多くなるからだ。
また、そうすれば益々同情は集まると思う。同情が多ければ、それを次に生かすことができる。その点だけは前向きに考えてもいいのではないか。
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。。。などと書いていたら、辞職するというニュースが出ている。判断が早いな。
まぁ、辞職が妥当かどうか分からないが、悪い印象にはならないと思う。
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「火を付けて捕まってこい」パワハラ暴言の明石市長が辞意表明ーパワハラ発言とその擁護論の危険さー
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20190201-00113237/
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。。。などと書いていたら、私の話しより、もっと分かり易いブログがあった。
「今回のようなパワハラ暴言擁護論がパワハラ暴言に一定の意味付けをして、仕方がないこと、指導をする際によくあること、必要悪であること、とパワハラ上司を助けてきた。パワハラ擁護論はパワハラ暴言行為を擁護する際に繰り返し聴かされてきた言説である。もううんざりである。
なぜ人権侵害が一定の条件のもとで擁護されなければならないのか。実際の労働者が破壊され苦しんでいるのに、である。
改めて、泉房穂明石市長のパワハラや暴言に強く抗議し、その言動に一切擁護する点は見受けられない。
辞意という一定のけじめを評価しつつ、パワハラや暴言を根絶する姿勢を鮮明にし、再発防止を徹底していただきたい。」
なるほどなぁ。勉強になる。
(◎´∀`)ノ
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