「「人生100年時代」の早期年金受給者へのバッシングはこんなふうに行なわれる!」。ほえぇぇぇぇぇ!!
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「人生100年時代」の早期年金受給者へのバッシングはこんなふうに行なわれる!
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2019/05/10/108820/
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「日本の年金制度では、早めに受給を開始した人ほど生涯の年金総額は減る仕組みだ。しかし、日本人の平均寿命は延び、100歳以上の長寿者もざら。そのとき、早めの受給を選んだ長寿者は少ない年金で暮らさなくてはいけない。そこで「それで大丈夫ですか?」と、国民の不安を煽(あお)るのだ。」
「さらに、高齢者を「年金受給を遅らせて働く人」と「年金をもらって遊ぶ人」に分け、前者を褒めたたえ、後者を白眼視する。その過程では元気で働けるのに年金を受給する前期高齢者(65歳~74歳)に対し、その振る舞いを非難するような「早期年金受給バッシング」が始まることになるかもしれない。」
人生100年時代とか、生涯現役とか、政府は国民をどんだけ働かせたいのだろうか。
この前まで、老後の余暇がどうたらとか言っていたのが嘘のようである。
まぁ、ブラック企業で嫌な目にあった人は、どれだけ言われても働かないだろう。
そもそも、政府が非正規労働者を推し進めて、団塊ジュニア世代以降を潰したのだから、団塊世代の社会保障費なんて賄えるはずがない。
だから、お茶を濁すために社会保険の適用を非正規労働者へ拡大しようとしているのではないか?
少なくとも、そのように見える。
且つ、その非正規労働者も、賃金が低いのだから社会保険に加入できたとしても老後の生活保障にはならない。猫まっしぐらならぬ、生活保護まっしぐらなのである。
資産形成ができず、職業形成ができず、家族形成ができず、ついでに若さも無いのだから、無い無い尽くしである。
育児や家事の合間にパートしている主婦にとっては、いい迷惑だろう。
家計を助けるためにやっているのに、もしかしたら、保険料だけ取られてメリットが無いかもしれない。
パートの主婦は怒ってもいいと思う。
ちなみに、高齢者が労働すると心筋梗塞や脳卒中が増えるかもしれない。
このあたりの統計が放置されないように、政府を監視すべきである。
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半減案も浮上、「専業主婦の年金問題」の核心
適用拡大と公的年金等控除縮小で解決に
https://toyokeizai.net/articles/-/280883
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「無業の専業主婦といっても収入が皆無という人は少ない。かつては年収130万円未満なら第3号被保険者になったが、今は適用拡大が行われ、大企業に勤める人は年収106万円未満でないと第3号被保険者にならない。
現在はそれを中小企業にも拡大しようとしていて、106万円以上収入を得ていれば、第2号被保険者になって少しでも年金保険料を払ってもらい、基礎年金だけでなく所得比例年金も受け取れるように誘導している。基礎年金しか受け取れない第3号被保険者と比べると、年金給付額は増えることになる。
つまり、第3号被保険者だった人でも、少しでも所得を得ていれば第2号被保険者になって年金保険料を払ってもらい、その代わり年金給付も多くもらえるようにする。」
専業主婦は働いた方が得のような話しだが、本当にそうなのか?
年金における配偶者の加算や遺族年金は考慮しないのか。
年金は問題だらけなのだが、例えば、上記の他に自営業者とサラリーマンの格差はどうなのだろうか。
または、偽装請負の場合は、サラリーマンなのに自営業者と見なされるので、困難な状況になると思う。
そもそも、生活困窮の高齢者がいるのに、その一方で悠々自適な老後を送っている高齢者もいる。
この国の制度設計は一体どうなっているのか?
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人生100年時代とか生涯現役とか言われているが、私は生活保護時代と言いたい。
全員が生涯現役なんて無理に決まっている。むしろ、そんなのは少数派だと思う。
少数派なのに多数派のように宣伝してたら、社会がメチャクチャになる気がする。(すでにメチャクチャだが)
繰返して書くが、世はまさに、生活保護時代!
「世はまさに、大海賊時代!」(ワンピース)
(´・ω:;.:...
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