「現役世代が敬遠するリベラル国家」。なかなか面白い。
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リベラルってどういう国家像を理想としているの?と思ったときに読む話
https://blogos.com/article/406740/
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記事を紹介するタイトルが「現役世代が敬遠するリベラル国家」と書いてあった。
なんか興味がでたので読んでみた。
あたり前の話しだが、この筆者がどのような立場で発言しているのか、それを想像しながら読んだほういいと思います。
そうすれば、そのような意見もあるのだなぁ~と思えてきます。
「連合会長「共産党とは目指す国家像異なる」」
ほぉ。
「彼らリベラルの主張ってだいたい以下のようなものです。
「社会保障のカットも消費税引き上げにも反対!」
本来彼らリベラルの大好きなはずの“大きな政府”の実現には増税が不可欠です。実際、高福祉国の代表であるスウェーデンの社会党は消費税を25%に引き上げました。
でもなぜか日本のリベラルは増税には一貫して反対、もちろん社会保障カットにも反対という立場です。じゃあだれが負担するのか。社会保険料という形で現役サラリーマンが負担させられるわけです。すでに30%ほど負担させられているサラリーマンですが、さらなる負担増の動きは既に始まっています。」
部分最適化ばかり言っていると、このような矛盾が生まれるのでしょう。
「「消費税ではなく法人税を引き上げよう!」
はい、これもリベラルのみなさんがほぼ全員共通して口にする意見ですが、完全にアホですね。いま世界では熾烈な法人税の引き下げ競争を行っていることは、企業戦士として働くサラリーマンなら誰でも知っていることです。
そんな中、あえて法人税引き上げに出ればどうなるか。黒字部門は法人税率の低い海外拠点に移され、国内には赤字事業だけが残されるでしょう。」
私は、累進課税を強化すべきだと思っている。だから、法人税を上げることにも賛成だ。
世界中で法人税を引き下げていると言っているが、私にはチキンレースにしか見えない。
むしろ世界では、ポピュリズムの台頭を問題視しているように思える。
例えば、ポピュリズムの台頭が、社会主義や共産主義につながり、さらにその間隙をぬってファシズムやナチズムが生まれるようなことを言っている人がいる。
確かに、そのような可能性は否定できない。
または、社会主義や共産主義を考えた場合に、中国やロシアの社会体制がどうなっているか考えるべきだろう。
(ちなみに、社会主義や共産主義は、経済体制らしい。社会主義の対義語は資本主義らしい。ちなみに、民主主義は統治体制らしい。混同してはいけない)
こんな、記事もありました。
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【香港発】デモ激化に伴い増える不審死体と行方不明 民主派震え上がらす拘置所の闇
https://blogos.com/article/406614/
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「反政府デモが始まった6月以降、目につくようになり、デモが激化した8月から急増した。人権団体の調べによると、8月以降15~20体もの不審死体が発見された。」
実際のところは、どうなのか分からないが、怖い話だ。
しかしながら、それでも世界中でポピュリズムが台頭しているのは、なぜか?
資本主義というシステムがクソだから、世界が揺れているのではないか?
ポピュリズムの台頭や社会主義も問題かもしれないが、一番の問題は資本主義だということだ。
そこを言わずして何を言うのだろうか。
ついでに書くと、連合は非正規労働者の増加を容認した時点で終わったと思っている。
一億総中流社会なら多くの人は、連合を支持しただろう。
しかし、非正規労働者が増えたことにより、所謂、蟹工船的な労働者が増えてしまった。
連合と蟹工船的な労働者に親和性があるとは思えない。
大企業と中小企業の労働者は、3:7と言われている。
連合の組合員数は、700万人と言われている。
日本の労働者は6600万人と言われている。
日本の人口は1億2000万人と言われている。
これらを勘案すれば、立憲:国民:民主党の支持率が低迷するのも分かるはずだ。
どう考えても、連合からこぼれ落ちた労働者は多いだろう。
連合が何を言おうが自由だと思う。
しかし、連合は700万人の代表でしかない。
私のようなアホでも、このように考えるのだから、当然、筆者もこれらのことを踏まえてメルマガを書いていると思われます。
「糞だ…矢に糞が塗ってあるぞ」
「水だ、水で洗え、破傷風になるぞ」
「水は…水はありません」
「井戸にも糞が投げ込まれてあります」(ドリフターズ)
(*´ω`*)モキュ
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