「50年までに20%へ段階的引き上げを IMF 消費税率で提案」。ウソつきは、もういらない。
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50年までに20%へ段階的引き上げを IMF 消費税率で提案
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/191126/mca1911260500007-n1.htm
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「国際通貨基金(IMF)は25日、日本経済に関する年次審査の声明を公表し、高齢化に伴う財政負担をまかなうため、消費税率を2030年までに15%、50年までに20%へ段階的に引き上げるよう求めた。労働市場の生産性向上などで実質国内総生産(GDP)を今後40年間で最大15%押し上げられるとも指摘し、構造改革を促した。」
「消費税を上げる前にやることがある」
なんという軽い言葉だろうか。
政治家の言葉が、如何に軽いかがうかがえる。
軽口を言っているから、英語民間試験の制度設計や、消費税の軽減税率の制度設計、もりかけ問題による財務省職員の自殺(これは組織設計の問題)、公文書改ざん問題(これは制度設計)なんかの問題が起きるのではないか。
こんな状態にも係わらず、自民党政権を支持する人達がいることに驚きである。
国民負担が増大し、一部の人達だけが豊かになっている。それを支持していることに驚きである。
「「重要な取り組み」として列挙した中には消費税増税に加え、株式譲渡益に対する増税や「富裕税」の検討、毎年通例的に編成されている補正予算の「頻度と規模の制限」も求めている。」
「も求めている」?
「も」?
「も」なのか。いやはや取ってつけたような「も」である。
最早、「消費税を上げる前にやることがある」と言っても、だれも信じないだろう。少なくとも私は信じない。
ウソつきである。
消費税を10%より上げるなら、先にやることがあるだろう。
(*´ω`*)モキュ
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