「コロナウイルスによりリモートワーク奨励で炙り出される「無能」と「解雇」」。無能とは誰のことか。
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コロナウイルスによりリモートワーク奨励で炙り出される「無能」と「解雇」
https://blogos.com/article/439620/
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すこし気になったので、感想です。
「私の関係先がいち早くリモートワークにしていきなり困難に直面したのは「自宅PC前に入るようなんだけど、何をしているんだか分からない」という管理職や事業長からの愚痴のような悩み相談チャットでした。知らねえよ。でもいままでオフィスで一定時間顔を合わせていたので何となく仕事内容を管理できているつもりでいたけれど、実際には四六時中その人の勤務内容を管理できていたわけではないので、必要に応じて報告させたり資料を出させたりすることで「仕事を管理していた風に思っていた」だけなのではないかと思うのです。」
「リモートワークで社員さんの働きを監視するということは、明確に「この仕事をしなさい」という業務内容の明示がどうしても必要になってきます。一般的に、日本企業での採用は部門や職掌での採用にあたり、細かなジョブディスクリプションを決定して雇用契約を交わすということは少ないので、結果的に「おまえの配属された部門のボスの言う通り頑張って働いてください」という結論になりがちです。」
「たぶん、頑張って働いているように見えていたけど成果が出ていない人っていると思うんですよね。
要するに無能のことなんですが。田端さんは「ダメな奴はクビにしていいって解雇ルールとセットでないと機能するわけない」と喝破するのは、いままでそれだけ企業の中にはオフィスに無能が隠れていたということですよ。会社で顔を突き合わせて働いている、という属人性の部分がなくなって、リモートワークが始まってしまうと、その人の成果そのものが問われるようになる。そこに職掌が行うべき業務が明確化され、人工知能で働きぶりが監視されるっていう世界観になると、いままで良く分からないけど評価の高かった人が外れ値としてガンガン検出されるようになると思うんですよね。」
解雇?
何を言っているのだろうか?
これって、労働者が無能という前提なんだが、経営陣はどうなのか。
例えば、国民の多くは、政治家を無能だと思っているだろう。
実際に、何をやっているのか分からない政治家はいるし、何を言っているのか分からない政治家もいる。
それを踏まえれば、経営陣にも無能はいるだろう。それは炙り出さないのだろうか。
無能な経営陣を、退場させないのだろうか。
他にも、パワハラ・セクハラばかりの管理職もいるだろう。
それらの管理職にも、ぜひ退場願いたい。
ジョブディスクリプションが強化されることで、無能な経営陣や管理職が炙り出されるのではないかと期待する。
さて、リモートワークが普及したら、どうなるのか。
会社に対する帰属意識が低下するだろうか。
帰属意識が希薄になれば、副業やフリーランス化が進むのではないか。
ジョブディスクリプションに記載されている成果を出せば、8時間労働に縛られることがなくなる。
仮に4時間で仕事が終われば、残りの4時間は外部のスポット的な仕事を入れられる。
そうなれば、どんどん組織という枠が薄れていく。
または、リモートワークによって、中間管理職を通さないで、現場の人達だけでやりとりが行われるかもしれない。
例えば、中間管理職を間に入れると、業務が煩雑になるから、面倒くさがって仲間内だけでどんどん進めるということが考えられる。
デスクに座っていれば、嫌でも中間管理職を経由しなければならないが、ネット経由なら仲間内だけで出来てしまうかもしれない。
しかしながら、中間管理職が不要になるのかと言えば、そうではない。
管理職が、ちゃんと管理できなければ、いずれ組織は崩壊するだろう。
逆にリモートワークが難しい業種は、どうだろうか。
もちろん、今まで通りの仕事観が続くと思うが、リモートワークに憧れて転職する人も出てくるだろう。
これらのことが予想されるなら、企業は何かしらの対策を立てるだろう。
考えられることは、このブログにもあるように監視の強化かもしれない。
う~ん。。。
とりあえず、私が望むことは、無能な人には、部下を付けないとか、社長ひとりの会社とか、とにかく他人を巻き込まないようにしてほしい。
社長より従業員のほうが優秀だとか、勘弁してほしいと思う。
最後に妄想を言えば、アシモみたいなロボットで、リモートワーク出来れば、ほとんどの業種で在宅勤務が可能になると思う。
まさに夢のようである。そんな未来を期待したいものだ。
まぁ、現実的にはドローンを使った、リモートワークが精一杯だろうが。。。いやいや、それすら無理か。
(テキトーに言っているだけなので、鵜呑みにしないでください)
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