「【コロナ不況】ベーシックインカムは実現可能なのか」。ベーシックインカム好き、多いな。
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【コロナ不況】ベーシックインカムは実現可能なのか?「一律10万円給付」の今こそ考える
https://www.businessinsider.jp/post-212009
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前回のブログで、ベーシックインカムについて書いたが、ベーシックインカムの記事が、またあったので、もうすこしだけ書いてみる。
「「金融緩和」代わりにベーシックインカム?
先述の山森氏は、ベーシックインカムの財源案において「どこを削減してどこを増やす」というような議論はあまり意味をなさないという。いずれにしても根本的な税収構造の転換、もしくは税収に頼らない給付の方法を考えなければいけないからだ。」
山森氏は、今回のような経済危機において政府が短期的に取れる政策は2つだという。中央銀行による「量的金融緩和」と、政府による「財政出動」だ。例えば2008年のリーマンショック後に安倍政権が取った「異次元の金融緩和」ことアベノミクスの第一の矢は、前者にあたる。
「この2つの政策は一見異なるものに思えます。けれど『信用が収縮した社会で、一方は貨幣供給量(マネーサプライ)を増やすことで、他方は財政出動で、信用収縮を終わらせて経済を回復させる』という政策目的は一致しています。
いずれの政策を取ったとしても、財政赤字が拡大することに変わりはない。
金融緩和に関していうと、日本銀行がどんどん国債を購入するという形での金融緩和と、 日銀券なり政府紙幣を刷ってベーシックインカムのような形で国民に配る政策に、一体どういう違いがあるのでしょうか?」(山森氏)
実際、リーマンショック後にEUで大規模な金融緩和政策が取られた時期は、ベーシックインカム導入が叫ばれた時期と時を同じくする。その時、ベーシックインカム擁護派が使ったキャッチコピーは「(ベーシックインカムは)人々のための金融緩和だ」というものだったという。」
わたしはマネーサプライを増やすことには懐疑的だ。
例えば、AさんとBさんがいる。
両者に10万円を配るとする。
A10万円
B10万円
公平に見えるが、両者の利益率は異なっているはずだ。例えば、Aさんは200%で、Bさんは0%だったとする。
Bさんは日銭を稼ぐことで精一杯だとする。利益率が違うので、Aさんにお金が貯まる。
A20万円
B 0万円
Aさんが20万円を全て使えばいいが、そうはならない。ここでトリクルダウンの大きいワイングラスが出現する。
Bさんが0円で困ったことになるので、また10万円を配る。
A30万円
B10万円
これを繰返すと、どうなるか。
子供でも分かるような話しだ。
世の中とは、不公平にできているのだ。
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甘利明氏「消費税を何で下げないの? よく頂く質問です」ツイッターで回答
https://encount.press/archives/41596/
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「甘利氏は「消費税を何で下げないの? よく頂く質問です」と前置きした上で、減税できない理由を次のように述べた。
「健康保険や年金や介護保険まで完備している日本のような国って実は世界で数カ国しかないんです。将来に渡って制度が続く為には専用の財源が必要です。だから社会保障にしか使えない消費税を導入したんです」」
この回答、すごくウソくさい。
消費税を下げるという話しを、よく聞くが、これも上記の話しと同じような理屈に見える。マネーサプライを増やしたいだけのように見える。
私は、消費税を下げてほしいとは思うが、その前に法人税を上げることが、必須だと思っている。
だから、消費税を下げるべきだと言っているだけなら、そんな意見には賛同しない。
もっとも、昔と経済状況が変わった為、法人税が確保しづらくなったという話しがある。
その法人税の減少を補うために、消費税を実施しているという話しを、以前に何かで見たような気がする。もっとも、それが事実かどうかは不明である。
色々な話しがあるようだが、法人税率が下がり、法人税収が下がり、その代わりに、消費税率が上がり、消費税収が上がっている。
どう見ても、消費税を上げて、庶民の負担を増やし、企業の負担を軽くしているようにしか見えない。
世の中は、辻褄の合わない話しばかりだ。
庶民は、なにが正しいのか、よく考えてから、賛同したほうがいい。もちろん、私のブログも疑うべきである。
(経済の素人なので、頓珍漢なことを言っていたときは、ゴメンナサイ)
「たった一つの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人、その名は、名探偵コナン!」(コナン)
(*´ω`*)モキュ