「日本経済の悪しき習慣「中抜き」が、国と国民を貧しくしている」。ご都合主義。
---
日本経済の悪しき習慣「中抜き」が、国と国民を貧しくしている
https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2020/07/post-111.php
---
「アメリカは日本よりも人口当たりの企業数が少ないが、アメリカと同レベルの生産性を誇るドイツは日本並みの企業数で、中小企業の比率も高い。だがドイツの中小企業の利益率は大企業と同等か、むしろ高くなっており、中小企業=低付加価値にはなっていない。
日本の問題は付加価値の低い中小企業が多いことであり、その原因の1つがこうした産業構造にあると考えられる。政府の事業はもちろんのこと、民間でも再委託の慣習は可能な限り排除していく必要があるだろう。」
同意。
「生産性の伸び悩みにはさまざまな要因があるが、その1つとされているのが硬直化した産業構造である。日本の産業界では、元請け企業が下請け企業に発注し、下請け企業はさらに孫請け企業に発注するという重層的な下請け構造がよく見られる。産業が階層構造になること自体は海外でも珍しいことではなく、役割分担に応じて適切な構造を形成するのであれば何の問題もないが、ヒエラルキーの維持が目的化されてしまうと著しい非効率化を招く。」
「日本は人口に比して会社数が多いということだが、原因の1つが中間マージンを取ることだけを目的にするムダな事業者の存在である。」
同意。
働かないおじさんを攻撃する記事をよく見かけるが、中抜きするだけの働かない企業に関する記事は、ほとんど見かけない。
ご都合主義、ここに極まれり。そりゃ、日本が沈没するわけだ。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな」(鬼滅の刃)
(*´ω`*)モキュ
« 「日本の社会保障、どこが世界的潮流と違うのか」。社会保障のことなので、気になった。 | トップページ | 「政府の就職氷河期向け支援サイト「ゆきどけ荘」に反発相次ぐ」。雪がとけると春になる? »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「比例票は国民民主と日本保守党、参政党に流れた」。これが日本である。(2024.10.31)
- 「「部分連合」を国民民主に打診へ」。衆院選は庶民の敗北である。(2024.10.30)
- 「「到底達成不可能では混乱」経団連会長、最低賃金1500円公約を牽制」。正しいことを言っても、必ずしも評価されるとは限らない。(2024.10.25)
- 「野党は消費税の減税を軸に家計を支援する姿勢」。消費税の減税は、社会保障を削る口実にされそう。(2024.10.19)
- 「一番は政治改革で政治を正さなければならない」。昭和には去ってもらいたい。(2024.10.12)
« 「日本の社会保障、どこが世界的潮流と違うのか」。社会保障のことなので、気になった。 | トップページ | 「政府の就職氷河期向け支援サイト「ゆきどけ荘」に反発相次ぐ」。雪がとけると春になる? »
コメント