「菅氏、“消費税引き上げ”発言の衝撃」。ワイワイガヤガヤ。
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菅氏、“消費税引き上げ”発言の衝撃 ひろゆき氏も「自民党って日本を不景気にし続ける密命を帯びてるの?」と反応
https://news.careerconnection.jp/?p=100910
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「自民党総裁選の3人の候補者が9月10日放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)に生出演し、それぞれの政策方針などについて話した。そこで菅義偉官房長官が、消費税について「将来的には引き上げざるを得ない」との認識を示したことが物議を醸している。」
消費税の発言を見て、私はすぐに反対だと思ったのだが、ネットを見ると、消費税に対する批判が雨あられのように書いてあった。
私がブログで書くことなんて何もないなと思ったが、それでも思うところを少し書いてみる。
「しかしこれだけの少子高齢化社会、どんなに私ども頑張っても人口減少は避けることできませんから。そうした中で、将来的なことを考えたら、やはり行政改革は徹底して行った上で、国民の皆さんにお願いをして、消費税は引き上げざるを得ないのかなということを率直にマルにしました」
少し前に、菅氏は、自助共助公助と言ったらしいが、ネットを見ていたら、それは小さい政府と読み取れると書いてあった。
そして、行政改革を徹底するとは、小さい政府を志向すると読み取れる。
小さな政府なら、自由が大きくなり、国民負担は小さくなるはずだ。
それなのに、税金を上げて国民負担を大きくするのは、どういうことだろうか。
大きくなった国民負担の財源は、どこに消えているのだろうか。
アメリカは小さな政府だと思うが、移民の国なので、移民によって小さな政府の歪みが抑えられていると思う。
日本で小さな政府を志向したところで、不平不満が増えるばかりだろう。
アベノミクスで2割くらいの人達が恩恵を受けたと思う。それならば、その人達から税金を取ればいい。
法人税が下がり、企業の内部留保が増えているのなら、企業から税金を取ればいい。
つまり、お金があるところから税金を取ればいい。
お金が無いところから、税金を取っているから、消費者物価指数が下がる。
そもそも、消費性向の低い人達にお金を集めて、どうするのだろうか。
景気の気は、気分の気と言うが、気分の悪くなるような政策を出しているのだから、景気が良くなるわけがない。
お金の無いところから税金を取って、一部の人達に流すようなことをしていれば、お金が流れなくなって、景気が悪くなるのは当たり前。
最近の企業の不祥事を見ていて思うのが、不都合を押し付けるところが無くなって、いよいよ本丸に影響が出始めたのではないかと思っている。
消費税は安定財源と言っているが、それは母数が維持できていることが前提である。
その母数が、どんどんやせ細っているのだから、クソみたいな政策である。
今後の10年間で必要なことは、行政改革ではなく、累進課税の強化である。
行政改革は、公共サービスが削減される可能性がある。そして、公共サービスが減るということは、連動して社会保障が減る可能性がある。
貧困層に片足を突っ込んでいる私からすれば、小さな政府ではなく、大きな政府、すなわち福祉国家に近づけば良いと思っている。
(*´ω`*)モキュ
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