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2020年12月11日 (金)

「75歳以上の医療費窓口負担2割に引き上げ」。×世代間の対立 ○格差の対立

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ひろゆき氏「現状は高齢者だけ優遇されてる」というのは誤解。高齢者の世代内格差を徹底して是正すべき
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20201210-00211866/
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マスメディアの報道を見ていて、論点が違うなぁ~と不安に思っていたのだが、このブログを見て少し安心した。

どの国でも医療や介護を集中的に受ける時期は高齢期であり、医療費負担が重くなるのは高齢期である。
年収が低い人はどの年代にも存在するが、高齢期の医療ニーズは他の世代を圧倒するほど高い。

現役世代は、毎日のように医療と介護を使うと、どれくらいの負担になるのかイメージできないと思う。
これマジで高い...はず。
子供が、親の医療費や介護費を補おうとすれば、マジで泣けると思う。
高額療養費などで抑制することも可能だと思うが、低所得者には厳しいのではないか。
医療費の抑制を考えるのなら、高額療養費の規模も考慮すべきだと思うが、ネットで検索しても分からなかった。

ひろゆき氏の発言を正しく訂正するなら「高齢者世代の中で優遇されている者がいる」ということだ。
高齢者の中には医療機関で窓口負担が極めて難しい者もいれば、自由診療でいくら請求しても何ら問題ない者もいる。

問題提起をするのであれば、高齢者という雑な括りではなく、世代内の所得や資産の格差を是正して、公正な税負担、保険料負担を求めていく方向に傾注してほしい。

マスメディアの報道を見ていると、世代間の対立のように見えてしまうが、実際には格差の対立だと思う。

高齢者への負担増は現役世代には関係ない、と思っている方も大勢いる。
高齢者の医療機関における窓口負担が増えれば、若者の社会保険料負担は減ると思っている方もいるかもしれない。これも大きな間違いだ。
医療費の窓口負担ができない高齢者は、家族が支えることになる。
高齢者が困れば、子どもが仕送りや同居をして援助しなければならず、若者の負担としてのしかかる。

子供からしたら、マジ泣ける。しかしながら、親を世話できることは、ある意味で親孝行である。

さて、200万円で370万人(23%)が対象になるらしいが、155万円だと605万人(37%)らしい。
逆に考えれば、1030万人(63%)は155万円未満ということだ。これは、一ヵ月12万円以下で生活していることになる。
貯蓄があるのか、子供の世話になっているのか、分からないが、これが高齢者の現状だと思う。
普通に考えれば、国民は絶望するレベルだろう。
もしかしたら、これらの人は生活保護予備群なのかもしれない。そうであるなら、現役世代は2割に引き上がったことを喜んでいる場合ではないと思う。
ほとんどの現役世代は、自分の老後が、年収155万円未満になるということを受け止めなければならない。泣ける。

(*´ω`*)モキュ

 

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