「「竹中平蔵氏と新自由主義」はなぜ力を持っているのか 前川喜平氏が激白する「改革圧力」との闘い」。癖もん。
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「竹中平蔵氏と新自由主義」はなぜ力を持っているのか 前川喜平氏が激白する「改革圧力」との闘い
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210118/se1/00m/020/003000d
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「竹中氏の掲げる「新自由主義」と「構造改革」はかくも国民に不人気だが、実際のところ、霞が関の官僚はどのように思っているのだろうか。第1次安倍政権時代に「改革圧力」に抵抗したという前川喜平氏に、リアルな霞が関の裏話を語ってもらった。」
この記事を勧善懲悪として見るのは止めたほうがいい。どうにも、この様な記事は、癖もん(曲者?)のように見えてしまう。
「前川さん自身も、竹中平蔵氏が旗振り役となった小泉政権の新自由主義改革では、“抵抗勢力”になりました。地方分権や国・地方の歳出削減を図った「三位一体の改革」(※3)で、義務教育費の国庫負担金の廃止が俎上にあがったときには、立ちはだかった。」
「小泉政権以降、「新自由主義が世の中を良くする」という思想が政府内外で強く、司から見ると、明らかに質が悪いと思われる規制緩和まで、時に強いられてきました。」
私も、その当時は何も知らなかったので、その様な風潮を鵜呑みにしていた。
「最たるものが、03年から構造改革特区で認められた「株式会社立学校」です。」
「現在、「株式会社立学校」の大半を占めるのは広域通信制高校で20校ほどありますが、これが非常に質が悪いのです。」
「特に悪質だったのは、15~16年に発覚したウイッツ青山学園高校の事例です。
テーマパークへの旅行をスクーリングとしたり、名前だけ入学させて、国からの就学支援金を不正に受給したりしていました。」
「教育の質を守るためには、やはり市場に委ねるだけではだめで、何らかの質の保証システム、つまり規制が必要だと、特区の実験は改めて示したのですね。」
「本来ならば、「株式会社立学校」はもう廃止に持っていかないといけない。
なのに、和泉氏の約束は果たされず、私自身も退官を迎えてしまいました。
学校の質の維持を預かってきた者として、これは心残りです。心ある後輩に後を託したい思いです。」
新自由主義でよく言われることに「今だけ、金だけ、自分だけ」がある。
その典型例のように思える。
ツアーバス事故にしても、非正規労働者の増加にしても、同じように思える。
そう考えると「今だけ、金だけ、バカだけ」のように思えて仕方がない。
本来は、ブランド力の強化と、事業の拡大を目指すべきなのに、質の担保が全く無いため、残るのは焼け野原だけである。
市場を創造するのではなく、結果的に、市場を破壊しているだけである。
保守は漸進的に改革すると言われており、リベラルは急進的に改革すると言われている。つまり改革自体が悪いわけではない。
問題は、バカが改革すると改悪にしかならないということ。
これの問題は、勉強していない高校卒業資格を持つ人が増えていること。つまり、高校卒業資格を持つ人が玉石混交になっており、高校卒業資格というブランドが破壊されたということ。
記事を読む限りでは、これが現在進行形に見えるのだが、それは従来の高校卒業資格を持つ人の価値を破壊し続けているということ。これについては、政府の認識が鈍すぎると思う。
結局は、不信感が大きくなり、誰も高校卒業資格を信じなくなる。本当の意味での、無秩序な自由になる。
よく分からない文章になってしまったが、言いたいことは、利益誘導する改革者にも、既得権益にあぐらをかく反対派にも、騙されるなということ。何が問題なのか、ちゃんと自分の頭で考えろということ。
あと断っておくが、小泉氏、竹中氏、前川氏がそのような者なのかどうかは、私のような素人には分からない。
(*´ω`*)モキュ
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